【NEXCO東日本×オートックワンコラボ企画】“乗車前点検”イベントレポート/今井優杏

【NEXCO東日本×オートックワンコラボ企画】“乗車前点検”イベントレポート/今井優杏
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皆さん、“乗車前点検”してますか?

今、まさに夏休み真っ只中!ギラギラ太陽も憎き暑さもお休みとなればハナシは別、普段は恨めしいそれらも、休暇を彩るスパイスになっちゃうのは不思議ですね。

そして休暇と言えばロングドライブがつきもの。

皆さん、この夏はクルマで誰と、どこに行きますか?ワクワクしますね!ちなみに私は、生まれたばかりの甥っ子に会いに自宅のある横浜から奈良の実家までロングドライブ予定♪

しかし、ちょっと待って。愛車の点検はお済みですか?いやいやそもそも、毎日毎回クルマに乗る前に“乗車前点検”していますか?

「乗車前点検?なんじゃそりゃ?」「なんかそんなようなこと、教習所で習ったような……」そんな風に思う人はとても多いんじゃないでしょうか。それならば少しでも皆さんに“乗車前点検”の大切さを知っていただこうと、NEXCO東日本とオートックワンのコラボレーションイベントとして、安全運転啓発活動をしてきました!

高速道路における車の故障は、そのほとんどが「未然に防げる」!

舞台となったのは横浜横須賀道路の真ん中にある横須賀パーキングエリア(横須賀PA)下り。

普段はなかなか近くでお目にかかることの無いNEXCO東日本の黄色いパトロールカーや、神奈川県警からサインカーと呼ばれる電光掲示板付きの特殊車両が展示される中、我らがオートックワンのアイコンと言えばやっぱピンパチでしょ!ってことで、デーンと鎮座ましますピンクの86を展示!

ある意味、白黒のポリスカラーよりもインパクト大なのですが、そのピンパチに興味を持って近づいて下さったPA利用者の皆さんに、このレポートを書いているワタクシ・今井優杏もおひとりずつ声をかけさせていただいて、乗車前点検の大切さを訴えてきたのです。

知っていますか?NEXCO東日本調べによると、平成24年の全国の高速道路における車の故障件数は、約11万件にものぼります。 その内訳は

(1位)タイヤ(ホイール)破損 38,042件

(2位)始動点火系統不良 17,333件

(3位)燃料切れ 14,889件

(4位)オーバーヒート 12,312件

(5位)動力伝達装置不良 6,187件

(6位)燃料系統不良 2,731件

(7位)その他 18,491件

となっていて、そのほとんどが普段の点検で未然に防げるもの!

改めてその内訳を見ると、ちょっと走る前に点検しておけば大事に至らない故障のなんと多いこと!

故障が要因で思わぬ事故に発展してしまうこともありとても危険!故障車を前に路肩でうなだれる…そんなことになる前に乗車前点検がとても重要なんです。

そう、ご存知の方も多いと思いますが、バーストは適正な空気圧の補填とタイヤの摩耗や傷の点検で防げることがとても多いのです。

今回はピンパチ企画に高性能なタイヤを供給して下さっている日本ミシュランタイヤがタイヤの溝の残量を計測する、おなじみミシュランカラーのタイヤゲージをご提供下さったので、参加者に手渡しつつも来場者にお話を伺いました。

やはり大多数の方が乗車前点検をしておらず、中にはオイルゲージの場所さえ知らないという主婦も!

『これ、86ですか?クルマ大好きなんですよ!』と声をかけて下さったクルマ好き青年(推定32歳)も、『洗車のときにチラっと気にするくらいですかね……』とやや消極的な返事。アカンアカン!

「私のクルマは新車だから」「最近のクルマは壊れないんでしょう?」

そんなことありません!空気は抜けるしゴムは摩耗します。

それは性能には関係ないハナシ。もちろん最近はタイヤもどんどん進化して、耐摩耗性の高いものが出てますが、永久ではありません。それを交換するのは運転者自身なんですよ。

NEXCO東日本管内の高速道路では、平成24年の1年間で52件もの死亡事故が発生し、70名もの尊い命が失われました。(NEXCO東日本調べ)

せっかくの連休が事故で最悪の思い出にならないように、皆さんも乗車前点検、やってみませんか?

オートックワンとNEXCO東日本コラボイベント、また秋にも開催する予定です。

次回はあなたの街のPA/SAに伺うかもしれません☆

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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