GM EN-V 試乗レポート(2/2)
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- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:GMアジア・パシフィック・ジャパン
今すぐにでも実用化できそうなシティコミューターだ
最初はGMのインストラクターの隣りに乗った。
キャノピーを上に開けてシートに座る。操作パネルは2人の間に内蔵されている。プッシュスイッチで操作パネルを動かすことができる(青色のモデルは左側のみ)。
キャノピーを閉じて、スタートの用意。クルマが前のめりの姿勢から水平に動く。操作パネルの左右にあるレバーを前に倒すと、クルマは前進をはじめた。
左右への方向転換は、パネル全体をハンドルのように動かす。動きはかなりクイックだ。ハンドルを大きくきりこめば、その場で180度どころか360度回転もできてしまう。
ブレーキはレバーを中央に戻すだけ。レバーを手前に動かせば後退もする。車速は50km/hまで出るそうだが、この日はせいぜい20km/hどまりだった。
それでも十分にスピードを体感できた。視界もよく、こんなシティコミューターであれば、今すぐにでも実用化できそうな感じであった。
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