働く男のスポーツカー!? 実用性と走りを兼ね備えカッチリとキマる | キャリイ/エブリイバン 「CLS VS(バンシリーズ)」| ESB【Vol.2】
働くクルマを“シャコタンスタイル”を作り上げる!
流行に左右されることなく、個性的なスタイルのエアロパーツを開発するESB。様々な車種に向けたアイテムを取り揃えている。前回のVol.1ではアクティブなリフトアップ“アゲ系スタイル”CLS UPブランドのジムニー/ジムニーシエラをピックアップした。カスタム感が強く出せるにも関わらず、実は簡単に装着ができ、コストパフォーマンスにも優れたパーツであることを紹介した。
>>個性的なジムニー(JB64)/ジムニーシエラ(JB74)を“気軽なカスタム”で作り出す! アゲ系スタイル エアロブランド「CLS UP」| ESB【Vol.1】
Vol.2/Vol.3で紹介するの車高を下げた“シャコタンスタイル”のカスタムパーツを取り揃えるCLS VS(バンシリーズ)。そのネーミング通りワンボックスバンをターゲットにしたエアロブランドだ。今回はキャリイ(DA63T)/エブリイバン(DA64V)だからこそ楽しめるカスタムをご紹介していきたい。
ルーツからも分かる!シャコタンスタイルを得意とするESB
ESBがエアロブランドのCLSを立ち上げたのは2005年。CLSは『コンパクト・ラグジュアリー・スタイル』の略で、Kカー(軽自動車)をターゲットにしたフロント&リアバンパーのみのシャコタン専用エアロブランドとしてスタートしている。今日では軽自動車以外のクルマも手掛け、バンパーだけでなく他のパーツ類も開発している。
実用性と走れるルックスを兼ね備えたエアロパーツ “CLS VS(バンシリーズ)”
ルックス重視でボリュームのあるエアロパーツを装着すると、車高を落とした際に弊害が起こる。フロントスポイラー等が地面と接触しやすくなり、段差がある度に気を使うことになるのだ。見た目はキマっていたとしても、実用性が必要な“はたらくクルマ”には向かないカスタムだ。
CLS VS(バンシリーズ)のエアロでは最適化されたボリュームを設定している。純正サイドステップの下端よりもフロントスポイラーの下端が低くならないように設計。これによりアクスル加工行いベタベタに車高を落としたとしても、ロードクリアランスを確保し実用性を維持できる。これはESBが長年積み重ねてきたノウハウによるものだ。
キャリイ/エブリイバンならではの後付け感を強調した本格仕様
キャリイ/エブリイバンの2台のエアロパーツを見ると、エアロパーツの装着はすべてビス止め。箱スカGT-Rを彷彿させる旧車チックでスパルタンな取り付けだ。この後付け感が、エアロのスポーティな雰囲気を一段と強めている。
しかしビス止めでエアロパーツを装着するにはボディに穴を開けることになる。新しいクルマでは躊躇してしまう人が多いはずだ。
このようなカスタムをするベース車両としては、ユーズドカーショップで手軽に購入できるクルマが最適だ。そこで、お手頃価格に落ち着いてきた旧モデルのエブリイバン(DA64V)をベースに開発したという。
CLS VS キャリイ(DA63T)用エアロパーツ
キャリイ用のエアロパーツのラインアップはフロントスポイラー、バッドフェイスボンネット、サイドアンダーカウル、リアウイングだ。
CLS VS フロントスポイラー
フロントスポイラーはバンパーの下側取り付けるチンスポイラーをイメージ。古き良き時代を彷彿とさせる“後付け”感が迫力を演出する。チンスポイラーを現代風にアレンジし、ビス留めでの取り付けに拘って製作している。ボリュームは最低限に留めながら、フロントリップだけでも完成するスタイルだ。
■CLS VS フロントスポイラー:2万8000円(税抜き)
CLS VS バッドフェイスボンネット
ヘッドライトのラインにメリハリを効かせ、存在感のあるユーロフェイスとなるバッドフェイスボンネット。表情をガラリと変えたい人にオススメだ。
■CLS VS バッドフェイスボンネット:4万円(税抜き)
CLS VS バッドフェイスボンネット キャリイ(DA63T)
CLS VS サイドアンダーカウル
見ての通り車高はかなり落ちているがフロントスポイラーとサイドアンダーカウルのロードクリアランスはしっかりと確保されている。
■CLS VS サイドアンダーカウル左右セット:5万円(税抜き)
CLS VS サイドアンダーカウル 左右 キャリイ(DA63T)
CLS VS リアウイング
軽トラのキャリイは荷台をフル活用し、仕事で使用するクルマ。したがって長物をルーフにかけて積むことがあるので、リアウイングはあえて両端のスペースを空けたデザインになっている。
■CLS VS リアウイング:3万2000円(税抜き)
荷台のアオリ部分は荷物の積載を考慮して一切触っていない。実用性も大事にしていることが分かる。
CLS VS エブリイバン(DA64V)用エアロパーツ
エブリイバン用のエアロパーツのラインナップはフロントスポイラー、ボンネットパネル、サイドステップ、リアウイング、リアマッドガード。キャリイ同様に、車高を落としても日常的に問題なく走れるデザインが採用されている。
CLS VS フロントスポイラー
キャリイと同様に、チンスポイラー風のデザイン。ボリュームは最低限に留め、後付け感を出すためビス留めでの取り付け。フロントリップだけでも完成するスタイルだ。
■フロントスポイラー:2万8000円(税抜き)
CLS-VS フロントスポイラー エブリイバン(DA64V)
CLS VS バッドフェイスボンネット
こちらもキャリイと同じく、純正ボンネットに被せながらビス止めをするだけの簡単に装着。悪っぽいスタイルに早変わりだ。
■ボンネットパネル:3万円(税抜き)
CLS VS リアウイング
アヒルの尻尾のような形をしたダックテールスポイラー。オールドレーサーチックな過激な印象を与えてくれる。
■リアウイング:2万8000円(税抜き)
CLS VS リアウイング エブリイバン(DA64V) ハイルーフ専用
CLS VS サイドステップ
前後のタイヤハウス間をつなぎ、ドアの下に位置するサイドシル。ビスでの簡単な取り付けでありながら、純正よりも低く見せることができる。これにより横からだけでなく前方向からの見栄えもグッとよくなる。
■サイドステップ:3万5000円(税抜き)
CLS VS リアマッドガード
リア周りがサイドステップに高さが合うことで、横から見たときのバランスが良くなり、統一感を出すことができる。またリアビューからも低さが強調される。
■リアマッドガード:1万7000円(税抜き)
足回りを強烈にアピールするオーバーフェンダー/ホイール
エアロパーツとともにこのキャリイ/エブリイバンの足元を強烈にアピールしているのはバトルワークスのオーバーフェンダーとCLS TC01ホイール。
専用パーツのようにジャストフィット!バトルワークスのオーバーフェンダー
オーバーフェンダーは汎用タイプでSSサイズ~VSサイズまで計5タイプある。この2台にはフロントにSSサイズセパレート、リアにSSサイズがジャストフィットする。
<バトルワークスオーバーフェンダー>
■SSサイズ(左右2枚セット):1万4000円(税抜き)
■SSセパレート(左右2枚セット):1万7000円(税抜き)
高いコストパフォーマンスでアグレッシブさが高まるワイドホイール
TC01はアグレッシブさを強調するような存在感のあるワイドホイールだ。デザインにもこだわっており、縁部分が大きく外側に張り出したディープリムがローフォルムにマッチする。
リム径は13~17インチ、リム幅は5~10Jを展開。またリム部分とディスク部分の2つの部品を繋ぎ一体化させる2ピースホイールのため、インセットも細かく用意をしている。選択肢が豊富であるため、オーバーフェンダーに合わせたベストバランスが実現可能だ。
コストパフォーマンスも高く、1本あたり1万円台と、低価格でありながらワイドホイールを楽しめる。バトルワークスのオーバーフェンダーとの組み合わせにオススメしたいホイールだ。
<CLS TC01 ホイール>
■キャリイ装着ホイール
14×7J(+35mm):1万4000円/1本
■エブリイバン装着ホイール
15×7J(+25mm):1万4000円/1本
手を出しやすいベース車両だからこそ実現可能なカスタム
ESBが積み重ねてきたノウハウ活かし、ストイックなデザインのカスタムパーツが用意されている。手を出しやすいベース車両となるキャリイ/エブリイバンだからこそ、実現できるカスタムだろう。
CLS VSブランドのエアロであれば、仕事カーとしても格好良くキマり、カスタム用の遊びカーとしても楽しめる一台として仕上げることができるはずだ。
次回のVol.3で特集するのは同じくCLS VS(バンシリーズ)のキャラバン&ハイエース。この2台も実用性重視の走れるエアロパーツを纏っている。仕事でも趣味でも使いたいスタイリッシュなバンに進化させるカスタムパーツを紹介する。次回もお楽しみ!
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Brand Info - CLS VS(バンシリーズ)
CLSはシャコタンスタイルを作り上げるカスタムパーツブランド。その中でもCLS VSはワンボックスバンをロースタイルに仕上げるパーツを取り揃えている。ベースとなるクルマは仕事でも活躍する車種のため、シャコタンデザインを実現しながらも日常使用の機能を損なわずスタイルアップが可能となるパーツを設定している。働くオトコ向けのカスタムブランドだ。