ステーションワゴン・ツーリングワゴンとは、3ボックスのセダンの屋根をリアデッキ部分まで伸ばし、車室とトランク部を同じスペースに収め、トランク部を大きな荷室とした形状となっている。同一車種で、セダンと同じ車体をベースとするモデルが多く、車高、全長をセダンとほぼ同じサイズとしながら、後部座席を折り畳めば、荷室をさらに大きなスペースとできるようになっている。ゆえに、優れた走行性能と居住性、積載能力の両立しており、日本でも一時期ブームとなったが、近年、ミニバンやSUV、小型ハッチバック車などに押され気味で、モデル数も販売比率も減少傾向にある。エステート、ツーリング、ツアラー、ブレーク、アバント、SW、ヴァリアント、コンビ、エアロデッキなど、さまざまな呼称を持つ。ステーションワゴンの語源は、旅行を鉄道列車でするのが一般的だった時代に、列車が駅に着いたときに、降りてきた人や荷物を載せる車のことを指して呼んだことに由来する。
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