2007/4/16 18:24
【F1 第3戦】 スーパーアグリ、両ドライバーともにエンジントラブル
SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が35周目にエンジントラブルでリタイア。アンソニー・デビッドソンも52周目にエンジントラブルによりレースを終えた。
■コメント
アンソニー・デビッドソン (16位完走扱い) 「これまでで最高のF1レースだったし、本当に楽しかった。僕は常にアクションの中心にいたし、みんながとてもクリーンかつハードなドライビングをしていた。ピットストップもよかったし、すべてが計画どおりに進んだ。戦略もうまくいっていたが、レースの終盤にエンジンの後ろから煙が出ているのが見えて、スピードが落ちていくのを感じた。そして、チームからストップするように指示が出た。でも、2種類のタイヤのどちらでもいい感じのバランスで、マシンの感触はよかったので、今日はいい日だった」
佐藤琢磨 (リタイア) 「今日は僕たちにとっては、よくない日だった。とてもポジティブなスタートを切ることができて、ポジションもいくつか上げることができたけれど、今日もグリップに苦しんだ。レースを通してマシンがとても不安定で、本当に大変だったし、中盤あたりでエンジンのパワーを失ったように感じた。結局は、何かしらのエンジントラブルが発生してフィニッシュできなかったので残念だったが、シーズン開幕からの3回の遠征レースで、チームはすばらしい仕事をしてくれた。レースを完走できなかったのは久しぶりのことだね!」
鈴木亜久里:SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表 「バーレーンは比較的いい週末だった。琢磨のセットアップはアンソニーほど明確に決まらなかったが、この3日間でマシンのパフォーマンスを改善することができた。今回のレースでは、両ドライバーもチームもミスを犯すことなく、すばらしい仕事ぶりを見せてくれていたので、エンジントラブルで2台ともフィニッシュできなかったのは残念だ。しかし、気持ちを切り替えて、次のバルセロナのテストとレースのことを考えていきたい」