2007/3/7 17:02
アルファロメオ、アルファ159に新たにオートマチック仕様を設定
フィアットは、3月10日より、アルファ ロメオのプレスティッジ・スポーツセダン アルファ159の3.2リットル・4WDモデルに、新たにオートマチック・トランスミッション『Q-トロニック (Q-Tronic)』仕様を設定し販売を開始する。
今回販売が開始されるのは、3.2リットルV型6気筒直噴JTSエンジンを搭載した、総排気量3,195cc、フルタイム4輪駆動『Q4』に、シーケンシャルモード付6速電子制御式オートマチック・トランスミッション『Q-トロニック』を設定した、右ハンドル仕様のアルファ159 3.2 JTS Q4 Q-トロニック ディスティンクティブ (Alfa 159 3.2 JTS Q4 Q-Tronic Distinctive)。
搭載される新開発のQ-トロニックは、電子制御式ロックアップ機能を備えるトルクコンバーター式6速オートマチック・トランスミッションを基本に、シーケンシャルシフト式マニュアルモードも装備しています。このトランスミッションは、セルフアダプティブ (学習) 機能を備える自動変速モードと、手動変速を基本とするシーケンシャルシフト式マニュアルモードの、2つの走行モードから選択できるようになっている。
自動変速モードでは、運転スタイル、坂道やカーブが続く道などの走行状況などに応じて最適なギアを選択し、スムーズで快適、安全な走行に貢献します。さらに自動変速モードでは自動変速の3つの制御モード (ノーマル/スポーツ/ウインター) をスィッチ操作で切替えることが可能。
ノーマルモードは、通常走行に最適なモードで、イージードライブにふさわしい快適性を重視し、同時に燃費経済性にも優れている。スポーツモードは、変速のシフトポイントやロックアップ開始回転数が高めに設定されているなど、エンジンパフォーマンスを最大限に発揮させるスポーツ走行に最適としている。
またウインターモードは、過剰な駆動力を制限し、凍結路面や積雪路、ぬかるみなど、滑りやすい路面での走行に適しており、一方のマニュアルモードでは、ドライバー自らがシーケンシャルシフト式のシフトレバーを前後に操り、自由にシフトすることで、アルファ ロメオならではのドライビングプレジャーを約束している。
全国メーカー希望小売価格は、572万円(税込)としている。