GM、2つの新型ハイブリッドSUVを発売

　GMは、現在先進駆動システムで燃料効率を向上させ、排気ガスを低減する取り組みを行っているが、その一貫として、2つの新型ハイブリッドSUV、「2007サターン・ビュー・グリーン・ライン」と「2008シボレー・タホ・2モード・ハイブリッド」を発表した。これらはSUVとしては世界で初めて、軽量2モード・ハイブリッド・システムを採用している。

　「ビュー・グリーン・ライン」は、新しく、より手ごろな価格のハイブリッド・システムを採用し、運転状況に応じて燃費を約20%向上させる。市場で最も低価格なハイブリッドSUVになると予想される。

　ボルテックV8エンジンを搭載した「シボレー・タホ・2モード・ハイブリッド」は、GMの2モード・ハイブリッド・システムとActive Fuel Management™気筒休止システムとの相乗効果で、燃費が25%向上している。タホは、2008年モデルとして、「GMユーコン・2モード・ハイブリッド」と共に2007年に発売される。この2モード・ハイブリッド・トランスミッションは、GMパワートレインのボルチモア・トランスミッション工場で生産され、最終組み立てはテキサス州のアーリントン工場で行われる。