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業界ニュース・自動車ニュース 2008/10/19 22:55

【Super GT Round.8】XANAVI NISMO GT-Rが3勝目を挙げチャンピオンに王手

スーパーGT選手権第8戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」の決勝レースが、10月19日、オートポリス(大分県)で行われた。GT500クラスは、No.23 XANAVI NISMO GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)がポール・トゥ・ウィン。GT300クラスは、No.81 ダイシンADVAN Z(青木孝行/藤井誠暢組)が、予選2位から今季初優勝を果たした。

■GT500

オープニングラップの1コーナーで、予選3番手のNo.32 EPSON NSX(ロイック・デュバル)が同2番手のNo.1 ARTA NSX(ラルフ・ファーマン)をパス。2番手に上がる。この間にポールスタートのNo.23 XANAVI NISMO GT-R(ブノワ・トレルイエ)は悠々と逃げ、その差は広がっていった。

一方、2番手に上がったNo.32デュバルはペースが上がらず。後方で、徐々にペースを上げてきたのがNo.100 RAYBRIG NSX(井出有治)。NO.36 PETRONAS TOM'S SC430(アンドレ・ロッテラー)、No.35 宝山KRAFT SC430(片岡龍也)、No.3 YellowHat YMS TOMICA GT-R(ロニー・クインタレッリ)と、次々に交わしていき、14周目にはNo.18 TAKATA童夢NSX(小暮卓史)に次ぐ5番手に上がってくる。

その後のピットイン作業を経てもトップは変らなかったが、No.1伊沢は47周目の最終コーナー手前で単独スピン。No.100細川が3位に上がる。さらに残り10数周となったところで、No.100細川がGT300クラスで上位争いをしていたNo.62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408Rに接触。ドライブスルーペナルティを科され、再び4位に下がるが、残り1周でその順位を逆転。しかし、決勝終了後、No.100細川に30秒加算ペナルティという裁定が下される。これでNo.1伊沢が3位を得ることになった。

No.23 XANAVI NISMO GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、これでシリーズランキングでもトップに浮上。GT-Rのデビュー年に、タイトルに最も近い位置で最終戦を迎えることになった。ランキング2位は、このレースを7位で終えたNo.18 TAKATA童夢NSX(小暮卓史/道上龍)。同3位は、このレースで8位となったNo.36 PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)。以下、今回5位のNo.22 MOTUL AUTECH GT-R(ミハエル・クルム/柳田真孝)と、No.22との攻防を制して4位に入ったNo.38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン)が、同ポイントで追っている。

■GT300

序盤は、クラスポールのNo.11 JIMCENTER ADVAN F430(田中哲也)以下、No.81 ダイシンADVAN Z(青木孝行)、No.2プリヴェKENZOアセット・紫電(加藤寛規)のトップ3は予選順位どおりの展開。4番手にはNo.26 ユンケルパワータイサンポルシェ(谷口信輝)が、オープニングラップでNo.19ウェッズスポーツIS350(織戸学)をかわして上がってきていた。その後ろ、5番手はNo.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R(黒澤治樹)、6番手はNo.43 ARTA Garaiya(新田守男)。

その後、スピンやドライブスルーペナルティが課されるなどの展開を経て、2番手にはNo.43高木が上昇。3番手はNo.2高橋、4番手No.19阿部、5番手No.26山路という順になるが、50周目にNo.19阿部が単独スピン。No.26山路が再度4番手になる。No.19阿部とNo.26山路の2台は、最終ラップにまたしても絡み、No.26はコースアウトしてフィニッシュすることができなかった。このできごとに関して、No.19にはレース結果に30秒加算のペナルティが科されている。

No.81 ダイシンADVAN Z(青木孝行/藤井誠暢)は今季初優勝。2位はNo.43 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一)。今回は50kgのウェイトハンデがあり、苦戦が予想される中の結果となった。3位はNo.2 プリヴェKENZOアセット・紫電(高橋一穂/加藤寛規)。4位には、100kgのウェイトハンデに苦しみながらも、最後まで着実に走りきったNo.46 MOLAレオパレスZ(星野一樹/安田裕信)が入った。

この結果、No.43新田/高木組がランキングトップに浮上。2ポイント差でNo.46星野/安田組、7ポイント差でNo.2高橋/加藤組が続くという状況で最終戦を迎えることになった。No.81青木/藤井組も、今回の優勝でランキング4位に浮上。最終戦にチャンピオンの可能性を残している。

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