2007/3/1 20:44
フォルクスワーゲン、ジュネーブショーで新型「ゴルフ ヴァリアント」発表
フォルクスワーゲンは、3月8日から開催される第77回ジュネーブ モーターショーで、新型「ゴルフ ヴァリアント」を世界初公開する。
新型「ゴルフ ヴァリアント」は、1993年に初めて登場して以来、全世界で120万台以上生産された人気モデルで、日本では「ゴルフ ワゴン」として1995年から8万2千台以上が販売された。新型「ゴルフ ヴァリアント」はゴルフ5のアーキテクチャーをベースに開発された第3世代モデルで、今年の初夏、ヨーロッパ市場より販売が開始される予定となっている。
新型「ゴルフ ヴァリアント」には、当初2種類のガソリンエンジンと2種類のディーゼルエンジンが用意される。ガソリンエンジンは75kW(102PS)と103kW(140PS)があり、このうち140PS仕様の「ゴルフ ヴァリアント」は、スーパーチャージャーとターボチャージャーの双方で過給をする「TSI」エンジンを搭載した世界で唯一のステーションワゴン。ディーゼルエンジンは77kW(105PS:5.2リッター/100km)と103kW(140PS:5.6リッター/100km)の2種で、140PS仕様の2.0L TDIの最高速度は205km/hに達し、燃費と走行性能を高次元で両立している。
今回のジュネーブ モーターショーでは、新型「ゴルフ ヴァリアント」のほか、フォルクスワーゲンによる低燃費車シリーズ「BlueMotion (ブルーモーション)」の第二弾である、新型「パサート ブルーモーション」も世界初公開する。併せて、2009年に施行されるEuro-5基準を初めてクリアするフォルクスワーゲン車となる新型「フェートン V6 TDI」の展示も行われる予定となっている。