2006/4/25 13:18
フォード、ハイ・パフォーマンス・ロード・カー「STシリーズ」を一新
フォードは、「STシリーズ」のラインアップを一新し、新型フォード・フォーカスSTと新型モンデオST220を6月1日から、新型フィエスタSTを同年6月下旬から全国のフォード販売会社を通じて発売する。
“Sport Technologies”を表す「ST」の名を冠するSTシリーズは、モータースポーツ界において高い技術力を持つエンジニア集団フォード・チームRS*が、エンジン、サスペンション、そしてブレーキ等を高度な技術でチューニングし、さらに外観や内装にディテールにまでこだわった装備を施した、フォードのハイ・パフォーマンス・ロード・カーのラインアップである。
フォーカスSTは、昨年8月にモデルチェンジしたフォード・フォーカスをベースに、優れた走行性能と実用性を兼ね備えた、フォード・チ−ムRSが送り出す最新のSTモデルである。フォーカスSTに搭載している新開発のデュラテックST 2.5L インタークーラー付きターボチャージャー5気筒DOHCエンジンから繰り出されるパワーは、166kW(225ps)/6,000rpm。最大トルクは1,600rpmから4,000rpmまで幅広い回転域にわたり、320N・m(32.6kg-m)を発揮する。その優れたドライビング・パフォーマンスにより、現在、FIA世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているフォーカスRS WRCのベースモデルとして活躍している。
フィエスタSTは、昨年4月に日本に投入し、ホットハッチと呼ぶに相応しい、コンパクトなボディと機敏なドライビング・パフォーマンスで好評を博した。新型モデルでは、ヘッドランプ、リア・コンビネーション・ランプなどのデザインを変更。インテリアは、インストルメントパネルやメータークラスター等を一新し、よりスポーティーでスタイリッシュに仕上げている。
モンデオST220もフィエスタSTと同様、昨年2月に日本に投入し、快適な乗心地とスポーティーな走りを高次元で融合させたラグジュアリー・パフォーマンス・セダンという独自のキャラクターを打ち出した。新型モデルではクロームのアクセントを加えたリア・テールランプや、機能的なリフレクターを追加したリアバンパーを採用し、スポーティーさと高級感をさらに向上させている。またボディカラーのラインアップに、パンサーブラックとシーグレーの2色を新たに追加し、精悍なイメージを求めるユーザーに訴求する。