2006/8/28 16:19
【F1 第14戦】ホンダ、バトン4位/バリチェロ8位のダブル入賞
トルコGP決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは4位、ルーベンス・バリチェロも8位に入り、前戦ハンガリーGPに続き、今季3度目となるダブル入賞を果たした。
■コメント
ジェンソン・バトン (4位) 「今日はチームにとっていいレースになった。2台でポイントが取れてよかったよ。速さでは、フェラーリ勢やルノーのアロンソにかなわなかったけど、自分たちの弱い部分や足りないものは分かっている。それを克服したとき、僕らはすごくコンペティティブになるだろう。最終スティントはすごくよかった。タイヤのグレイニングも少なかったし、どんどんペースが上がっていったんだ。前のレースのリザルトには及ばなかったけど、いい週末だったと思うよ」
ルーベンス・バリチェロ (8位) 「今日は2台でポイントを取ってフィニッシュできて、すごくうれしい。今日はクルマの調子がコンペティティブだっただけに、1コーナーで誰かに押し出されて、タイムロスしたのが残念だった。その一件さえなければ、もっと上位で戦えたはずだ。ペースはよかったし、チームのみんなの熱い思いが伝わり、それにふさわしい結果を手にすることができたと思う。レースの最後に、友人のフェリペ・マッサのためのブラジル国歌を聴けてうれしかったよ。彼の初勝利を祝福したい」
ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター 「なんてエキサイティングなレースだ! 2台ともポイントが取れて、とても満足している。いい結果だし、おおむね満足のいく週末となった。ジェンソンは1コーナーのアクシデントに巻き込まれず、ラッキーだったし、それ以降はとてもハードにプッシュを続け、ミスのないレースをした。しかし最終的には表彰台を狙えるだけの速さが足りなかった。ルーベンスの方は不運にも、1コーナーでいくつかポジションを落としてしまった。しかし彼はすばらしい速さと意志の強さをみせ、ポジションをばん回しながら最後まで戦い続けた。エンジンはどちらも2戦目ながら、信頼性に優れたパフォーマンスをみせ、ルーベンスの方はレース中、回転数を最大限に上げたにもかかわらず問題なかった。いい気分でトルコを離れることができるが、まだやるべきことがあるのは分かっている。それから見事な初勝利を飾ったフェリペ・マッサに祝福の言葉をかけたいね!」