2005/5/30 16:47
コーンズ、フェラーリ「スーパーアメリカ」の受注開始
コーンズは、革新的なルーフシステムを採用した12気筒フェラーリ・ベルリネッタ「スーパーアメリカ」を受注開始した。
特長となるフルオートマチック・ルーフシステムは、ルーフが後端部を支点に180度回転しながら開閉動作を行う。オープン時にはルーフが後部トランクのカバーに収まり、トランク容量はルーフ開閉状態に左右されず、また、後部のガラスウインドウは、ルーフが開いている場合には効果的な風除けとしても機能。グラストップのフレームはカーボンファイバー製となっている。
また、一段と強化された12気筒エンジンは、最高出力を540hp(575Mマラネロ:515 hp)にパワーアップし、世界最速のコンバーチブル・ベルリネッタ(最速320Km/h)を誕生させた。高速域からの安定したブレーキングを可能にするカーボンセラミックブレーキをはじめとしたフェラーリの最新機能を提供するハンドリングGT Cパッケージの装着も可能。日本仕様車には、「フィオラノハンドリングパッケージ」「スクーデリア・エンブレム・シールド」「カラード・ブレーキキャリパー」のオプションが標準装備となる。
車両本体価格は、6速MTが30,240,000円、F1タイプギアボックスが31,395,000円(各税込)。世界559台の限定モデルで、日本での販売は20台、デリバリーは2005年秋頃が予定されている。