autoc-one.jp 記事・レポート 特集 東京オートサロン2018 ドリフト界のカリスマ ケン・ブロックにインタビューが実現! 彼の生い立ちや走りへの情熱の秘密とは!?【後編】

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モーターショー 2018/1/25 11:22

ドリフト界のカリスマ ケン・ブロックにインタビューが実現! 彼の生い立ちや走りへの情熱の秘密とは!?【後編】

関連: フォード フィエスタ , フォード マスタング Text: 加藤久美子/オートックワン編集部 Photo: 島村栄二/オートックワン編集部
東京オートサロン2018でケン・ブロック選手が華麗なドリフトを披露画像ギャラリーはこちら

神業ドリフトはどのようにして生まれたのか? 彼の生まれ育った場所にも関係していた!

東京オートサロン2018でケン・ブロック選手が華麗なドリフトを披露

さて、こちらの後編記事ではケン・ブロック氏の幼少期や私生活の部分に触れていこうと思う。もし前編を見ていないという方が居たらコチラの記事をご覧いただきたい。

ドリフト界のスーパースターであるケン・ブロック氏は、派手なドリフトと過激なパフォーマンスで非常に有名だ。しかし、生い立ちや私生活、ましてや幼少期については殆ど知られていない。

さらに今回のインタビューでは、ケン・ブロック氏が考える「日本のクルマ離れ」の問題についてまでを聞くことができた。

このようなインタビューがまた行われる可能性は低いうえに、今回のような切り口で質問を投げかけることは今後あるか分からないような内容になっているぞ! ファンはもちろん、全てのクルマ好きに贈るスペシャルインタビューは一読の価値ありだ!

>>インタビュー前編の記事はコチラから!

>>ケン・ブロック氏の走りなど、詳しい写真を見る!【画像49枚】

今やスーパースターのケン・ブロック氏、青年期は結構な問題児だった!?

トーヨータイヤブースに登場したケン・ブロック選手(左)とBJ・バルドウィン選手(右)

Q:車との最初の出会いを教えてください。最初に運転したのは何歳の時でしたか?

KEN BLOCK(以下KEN):僕はサザンカリフォルニアで生まれ育ったんだよ。雪も降る結構な高地だったから、幼い頃からスケート、スノーボード、ダートバイク、そしてステージラリー(区間ごとにタイムを競う、競技としてのラリー)を楽しみながら育った。

一般的にアメリカの若者たちには、ラリーよりもNASCARに代表されるようなオーバルレーシングやドラッグレーシングが人気だが、僕はそれらにはあまり惹かれなかった。それよりもドライビングのテクニックがタイムを左右するラリーが好きだった。

最初に運転した15歳の時にはスライドやバーンアウトをした。とても若い頃から運転はしていたんだけどラリーのレースに至っては37歳になるまでやらなかったんだ。スケートやスノーボード、ダートバイクなどの、いわゆる「Xゲーム」と言われるものに夢中になっていたからね。

僕が住んでいた場所はだいぶん田舎だったから、Xゲームを楽しめる場所はたくさんあったんだ。冬には雪が降る地域だったから、雪の中で車を走らせることもあったよ。

Q:プロフィールによりますと、車を運転し始めたころご両親の車を借りて過激な走りを楽しんでいたと書いてあります。ご両親はあなたの類まれなるドライビングの「才能」に早くから気付いていたと思いますか?

KEN:いやいや、それはまったくないと思うね(笑)。僕はやんちゃだったし、才能云々なんてとんでもないよ。両親は15歳から車で遊んでいた僕を「ただの問題児」として見ていたと思う。

車でジャンプしたり色々やんちゃもして、それで警察に連れていかれたこともあったよ(苦笑)その頃よく乗って遊んでいた車はノーマルのカローラだった。うちは田舎の方だったから、車で遊べる場所はいくらでもあって、家の周りで車を乗り回して遊んでいたんだ。

安全なドライブになるよう下調べをするが、いざ走る時は脳のスイッチをOFFにする

東京オートサロン2018でケン・ブロック選手が華麗なドリフトを披露

Q:ラリードライバーになる前は、モトクロスやスノーボードなどのスポーツでも活躍されていたそうですが、これらのエクストリームスポーツとラリードライブとの違いはどんなことでしょうか?

KEN:X GAMESはどれもグラベル(未舗装路)で行われたよね。ラリーもグラベルのイメージが強いかもしれないけど、舗装路を走ることもある。

ダートバイクをやっていたおかげでグラベルには慣れていたけど、ターマック(舗装路)をうまく走るには少し慣れるのに時間がかかったかな。

Q:神業ドライブをする前の準備はどのようにしていますか?

KEN:脳をオフにする(笑)というのは冗談だけども、何よりも準備と経験が大事だね。ステージラリーでは走る予定の道をできるだけ勉強する、ノートをとる。安全になるように可能な限り配慮するよ。

道路の路面状況、コーナーの大きさや凹凸、どんな障害があるのか? とにかくできるだけのことをたくさん覚えるようにしているけど、全部を覚えるのは無理だね。

100マイル超(時速160km/h)のスピードで全身の神経を集中させて走っているので、覚えたことをすべて思い出すなんてことは難しい。どんなに気を付けていてもいつパンクするかなんてわからないし、常に危険と隣り合わせであることは間違いないよ。レース前には食事にも気を遣っているよ。

走ることは趣味であり、僕自身が走りを楽しめなくなった時こそが辞め時

Q:ラリードライバーとしてのデビューはどちらかといえば遅い方だと思いますが、遅いことでが良かったこと、逆にハンデを感じること等はありますか?

KEN:走ることは僕にとって仕事ではなく「趣味」なんだよ。全て楽しんでやっていることだから年齢は関係なく、もちろん年齢を感じることもない。

ビジネスではなく、あくまで自分の趣味だと思ってやっている。だから次々にいろんな挑戦をしたいと思えるんだ。走ることや挑戦することを楽しめなくなったら、その時がやめる時だと思っている。

よく「仕事のためでしょう?」と言われるんだけどそれは違う。仕事としてやるようになったら「辞め時」だと思っているんだ。

Q:日本では、様々な理由から若者の車離れが進んでいます。彼らに車の楽しさを伝えるとしたらどんな風に伝えますか?

KEN:若い人がクルマから離れていくのは悲しいことだね。だから、自分と同じように乗って楽しむだけではなく、デザインや文化も楽しんで欲しいと思うよ。

日本の車はとてもユニークな歴史を持っているし、日本の自動車文化は世界にも例を見ない素晴らしい独自性を備えているんだよ。せっかくそんな素晴らしい自動車王国に生まれたのだから、車へのパッションを失くして欲しくないね。

レーシングを含むカーカルチャーはずっと残っていてほしい。今は車に絡んだインターネットやコンピューター、新しいテクノロジーや動力などがあってとても面白い時代だと思う。それらの素晴らしいアイデアや技術を次の世代にも継承していく必要があるよね。

Q:ありがとうございました!

苦しいことも含め、全てのことを楽しめば人生そのものが素晴らしいものになる!

東京オートサロン2018でケン・ブロック選手が華麗なドリフトを披露

ケン・ブロック氏へのインタビューは以上となる。とても気さくで終始屈託ない笑顔を見せてくれたケン・ブロック氏には、神業的な走りだけではなく人柄にも惹かれてファンになった人も多くいるのではと思った。

今回のインタビューで分かったことは、ケン・ブロック氏は全てのことを楽しみながら行っているという事だ。周りからはビジネスに見えることでも、本人は全力で楽しんでいる。これは自動車競技に通ずるものだけではなく、私たちが置かれている様々な状況にも当てはまるのではないだろうか。

辛いこと、苦しいこと、楽しいこと。アクシデントや大きな成功まで、あらゆることを精いっぱい楽しみながら過ごすことができたら、私たちの人生も素晴らしいものになっていくに違いない。

世界的なスーパースターであるケン・ブロック氏からは、クルマの楽しみ方だけではなく人生の楽しみ方さえ教えてもらったような気がした。

【Text:加藤久美子 インタビュアー/翻訳:Hiroto KATO Photo:島村栄二/オートックワン編集部 】

>>ケン・ブロック氏インタビューの前編記事はこちら!

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>>DC GYMKHANA FOUR x DiRT 3 LAUNCH PARTY 発表会速報

>>ケン・ブロックと日本のD1ドライバーによる夢の対決が実現

>>東洋ゴム、「KEN BLOCK`S NAGOYA EXPERIENCE」動画をYouTubeオフィシャルページへ公開

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