2008/3/17 18:23
【F1】オーストラリアGP決勝 -中嶋一貴は6位入賞-
F1(FIAフォーミュラワン世界選手権)の第1戦が、オーストラリア メルボルンのアルバートパークで行なわれた。シーズン開幕戦INGオーストラリアGPを制したのは、ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)で、1:34:50.616のタイムで優勝した。
ポールポジションからスタートしたハミルトンは、チェッカーフラッグの時点でわずか7台しか残っていないという波乱のレースで優勝を果たした。2位はハミルトンと同じタイヤ戦略で戦ったBMWザウバーのニック・ハイドフェルド。1位とのタイム差は5.4秒だった。
ニコ・ロズベルグ(AT&Tウィリアムズ)が3位でフィニッシュし、F1で初めての表彰台を達成した。
レース終盤に素晴らしいポジション争いのバトルを見せたフェルナンド・アロンソ(ルノー)とヘイキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)が、それぞれ4位と5位。ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)は6位でフィニッシュしたが、ピットライトが赤の時にピットレーンから出たとして、最終的には失格となった。従って、グランプリ出場2戦目にしてポイント獲得を果たした中嶋一貴が6位に昇格。完走扱いとなったセバスチャン・ボーデ(トロ・ロッソ)が7位で、グランプリ・デビュー戦でポイントを獲得した。そして、前年チャンピオンのキミ・ライコネン(フェラーリ)も波乱のレースの末、8位でポイントを獲得した。
メルボルンでは気温が急上昇し、ドライバーやクルマにとっては厳しい試練となった。今回のレースはセイフティカーの導入で3回中断された。