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業界ニュース・自動車ニュース 2007/11/28 19:21

ポルシェ、「ボクスターRS60スパイダー」限定導入

 ポルシェは、12月初旬に開催されるボローニャモーターショーに於いて、ミッドシップ オープンスポーツモデルのベンチマークとして世界中で高い人気を博しているボクスターSの限定モデル「ボクスターRSスパイダー」を市場導入すると発表した。

 「ボクスターRS 60スパイダー」は、1960年代にポルシェが築き上げたモータースポーツの輝かしい歴史を彷彿とさせるボディカラー、デザイン、機能性、そしてフィロソフィを出自とした特別なモデル。

 改良されたエグゾーストシステムとデュアルテールパイプにより、最高出力を303 PSにまで高め、ポルシェ スポーツデザインの19インチホイールは一層安定したフォルムを生み出している。標準装備のポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)は常時スポーティで快適なドライビングプレジャーを約束。また、日本仕様では特別にバイキセノンヘッドライトシステムとシートヒーター、フルオートエアコンディショナーが標準で装備される。

 GTシルバーメタリックのボディは、カレラレッドのナチュラルレザーインテリアとレッドのソフトトップとの鮮やかなコントラスト。またダークグレー・ナチュラルレザーインテリアとブラックソフトトップのコンビネーションを選択することも可能となっている。

 デザイン同様、装備もまた特別で洗練されたもの。ステンレススチール製のドアエントリーガードには「RS 60 Spyder」のモデル名が刻まれ、スポーティなデザインのギアシフトレバーとともにスポーツシートのセンター部、ドアトリムのセンター部、ステアリングホイールのリムおよびハンドブレーキレバーに施された独自の加工が、インテリア全体にスペシャルモデルとしての雰囲気を盛り上げている。

 GTシルバーメタリックを基調としたメーターパネルのデザインも外観と同じくスポーティでダイナミックな印象。このモデルではメーターフードが廃されており、中央に配された大型のタコメーターの両脇に円形のメーターを配するデザインは独特のピュアなテイストを醸し出し、60年代のレーシングカーのコックピットを彷彿させる。

 さらに外装はブラック塗装のフロントガラスフレーム、レッドカラーのテールライトユニットなどでより洗練され、内装はセンターコンソール、シートのバックレストのリアセクション、ロールバーがGTシルバーメタリックに塗装され、シルバーカラーのシートベルトと完全なる一体感を演出するなど、このモデルの特別さがより強調されている。

 ポルシェ ジャパンでは、この「ボクスターRS60スパイダー」を37台導入するとしている。


■ボクスターRS60スパイダー車両本体価格 (税込)
 5速ティプトロニックS \9,140,000
 6速マニュアル \8,720,000


  

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