2007/4/9 00:08
【F1 第2戦】 スーパーアグリ、琢磨13位「ポジティブな結果」
第2戦マレーシアGP決勝レースで、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が13位、アンソニー・デビッドソンは16位完走だった。
■コメント
佐藤琢磨 (13位) 「スタートはよかった。いろんなことが起こり、ターン1とターン2はたくさんのマシンが横並びで突入した。その渦中で僕のマシンはフロントノーズにダメージを負い、パフォーマンスに影響が出る結果となった。ターン4のエントリーで僕はトロロッソと並び、行き場を失ってグラベルに突っ込んでしまった。それで、順位をだいぶ落としてしまった。数台抜き返したときはエキサイティングでいい戦いができた。その後、2回目のピットストップで数秒ロスしているので、もっと上のポジションでフィニッシュするのも可能だったとは思うが、今回はポジティブな結果だと思っている」
アンソニー・デビッドソン (16位) 「インフルエンザが治ったばかりだったので、僕にとってはタフなレースだった。難しいレースになることは分かっていたので、完走することができて満足している。今回は1周目でトラブルに巻き込まれることもなかったし、スタートもよく、本当にいい1周目だった。しかし、特に第1スティントはマシンのバランスが悪く、ほかのマシンを追っている最中もアンダーステアに苦しんだので、今後この点を改善したい。レースを通して驚くほどグリップレベルが低く、一度もよくならなかったので難しかった。まだルーキーのミスを犯してしまうが、それは直していくことができるし、今日の結果は2週間前より圧倒的によかったので、今日の自分のレースにはとても満足している」
鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表 「チームにとってはとても難しいレースだった。SA07の信頼性はとてもいいが、レースのペースはよくなかった。残念ながら1周目に琢磨がかなり順位を落としてしまったが、アンソニーはとてもいいスタートを切ることができた。2台とも問題なくレースをフィニッシュできたことには満足しているが、琢磨のピットストップで1回失敗してしまった。今日はドライバーたちがよくがんばってくれたと思うし、次のバーレーンGPに向けて来週の金曜日にはパフォーマンス改善のための作業を始めたい」