2007/4/13 18:34
日産とNEC、合弁会社を設立
日産とNEC、及びNECトーキンは、このたび合弁会社、「オートモーティブ・エナジー・サプライ株式会社「Automotive Energy Supply Corporation:(以下:AESC)」を設立することで合意した。
AESCは、2009年度までに、全世界の自動車産業関連メーカー各社に電動自動車(ハイブリッド車、プラグイン・ハイブリッド車、電気自動車など)用のリチウムイオンバッテリーを供給することを目指す。同社は次世代の電動自動車を対象とした、高性能リチウムイオンバッテリーの開発およびマーケティングを行い、1年後をめどに量産を視野に入れて両社の協力関係を更に強化する予定。日産とNECグループによって開発された先進技術を用いることにより、世界をリードするリチウムイオンバッテリー量産メーカーへと発展させていくとしている。
NECとNECトーキンが自動車用大容量ラミネート型電池(セル)技術の提供と生産を担当する一方、日産は電動自動車に適応する電池モジュール・パックの技術を提供する。AESCの主力商品は自動車用の高性能リチウムイオンバッテリーであり、独立企業として日産以外の自動車産業関連メーカーへも販売を目指していく。