2006/4/24 12:12
【F1 第4戦】BMWザウバーF1チームのコメント
サンマリノGP決勝。BMWザウバーF1チームは、ジャック・ビルヌーブが12位、ニック・ハイドフェルドが13位でフィニッシュ。
■コメント
ジャック・ビルヌーブ(12位) 「1回目のピットストップで問題が発生し、エキサイティングではなくなった。予想していたより競争力が低かったけど、バランスは良く、もっと速いラップを重ねることができたはずだと思。スタートは悪かったけど、第1コーナーは上手くいった。次のGPに向けて搭載する予定の新エンジンは、かなりいいと思うよ。これは、ドイツでのレースに向けてとても重要なことなんだ」
ニック・ハイドフェルド(13位) 「もっとペースを出せると思っていたから、納得できないレースになったよ。残念ながら、クルマは遅かった。スタートは良かったけど、それでもポジションを上げることができなかった。問題はグリップの欠落。でも、2回目のピットストップでフロントウィングのセッティングやタイヤの圧力を変更したから、終盤は少し良くなったよ」
マリオ・タイセン:BMW Motorsportディレクター 「イモラで過ごしたこの週末、フリー走行を行った金曜日だけがいい日だった。予選と決勝では、期待していたラップタイムを出せずに終わってしまった。レースの終盤、ようやくジャックがトップドライバーのスピードに匹敵する速さを時折出すようになった。ジャックの1回目のピットストップでは、2つのホイール・ナットが粘着するという問題が発生したが、この問題がなかったとしても彼はポイントを獲得できていなかっただろう。プラス面として挙げたいのは、今シーズン初めてこのエンジンで2台のクルマとも完走できたこと。エンジンが見事に試練を乗り越えたということだね」
ウィリー・ランプ:テクニカルディレクター 「平均速度は予想よりも速くなかった。2回目のピットストップの後、ドライバーは2人とも速さを増し、クルマのバランスにも満足していた。だが、レースの中盤は遅すぎた。変動したラップタイムを分析しなければいけない。1回目のピットストップでホイール・ナットが粘着したため、ジャックはおよそ15秒のタイムロスがあった」