スズキ エブリイ(DA17&DA64)をスタイリッシュ/快適にする「Spiegel(シュピーゲル)」のカスタムパーツ【Vol.4】
K-CAR用アイテムを豊富に取り揃える「Spiegel(シュピーゲル)」
スポーツカーから箱車や商用車まで、幅広いジャンルのK-CAR(軽自動車)用アイテムを展開する「Spiegel(シュピーゲル)」。軽自動車専門サスペンションメーカーとして誕生した同ブランドですが、K-CAR用機能系パーツからドレスアップ系のパーツまで豊富に取り揃えています。
今回紹介するのは仕事にも遊びにも使えると好評のスズキ エブリイの5代目(DA64)と6代目(DA17)です。シュピーゲルではユーザーのニーズに応え、4代目のDA62時代から機能系のカスタムパーツをリリースしており、得意としている車種の一つです。
ストローク量を変えずにローダウンが可能! 車高調“プロスペックシリーズ”
シュピーゲルが展開するDA17エブリイ用の車高調は「プロスペック・ステージII」と「プロスペック・ベーシック」の2種類。
高い次元の走りにも、街乗りメインの人にも最適“プロスペック・ステージII”
プロスペック・ステージIIは、ストリートからサーキットまで幅広く対応し、走行性能と乗り心地を両立した車高調整キットです。このキットでは、ベアリングアッパーシートを採用しており、スプリングのねじれを解消し、スムーズな動きとスプリングの弾き音の軽減を実現しています。
また可動式アッパーマウントを標準装備していることも特徴です。ネジを弛めるだけで調整が可能であり、誰でも簡単にキャンバー角の調整を可能とするもの。セッティングの幅を広げ、タイヤの接地性を高める効果があります。さらにブッシュのゴムを金属製に変えたことで、たわみも少なくなり、サスペンションの性能をフルに発揮することができます。これによりステアリングのダイレクト感が向上し、クルマのコントロールをより楽しみたい人にオススメしたいアイテムです。
プロスペック・ベーシック
一方のプロスペック・ベーシックは、手軽に車高調整を楽しめるサスキットです。静寂性と乗り心地を重視してゴムブッシュ式の純正アッパーマウントをそのまま使用しています。
どちらも車高のダウン幅は、フロントが10〜65mmでリアが10〜50mm。ストローク量を変化させずに、車高のみの調整が可能な全長調整式です。サスペンションのスプリングを変更し車高を下げすぎた場合は、ストローク量が短くなりすぎ、段差等でサスペンションが大きく動く際にショックアブソーバーが底付きを起こすことも。著しく乗り心地が損なわれるだけでなく、車体にダメージを与えることもあります。しかし全長調整式のプロスペック・ステージII/ベーシックであればその心配もありません。
ローダウンスプリングやリフトアップキットも用意
手軽に車高を下げられるローダウンスプリング
手軽に車高を下げたいDA17エブリイユーザーのために、純正ショックアブソーバーとのマッチングを重視して開発した「ローダウンスプリング」も用意。ダウン量は標準モデルが約20〜25mmで、PZターボが約30〜35mm。車検に必要な最低地上高をしっかりと確保しています。
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純正の乗り心地そのままに“ちょいアゲ”可能なリフトアップキット
昨今人気の“ちょいアゲ”が気になる方は「リフトアップキット」もオススメです。純正の乗り心地を確保したまま、フロント25mm、リア5〜30mmのリフトアップが可能です。ドレスアップや実用面での利便性を向上させることができます。
快適な乗り心地のローダウンが実現するDA64エブリイ用車高調&スプリング
DA64エブリイ用車高調も「プロスペック・ステージII」と「プロスペック・ベーシック」をラインナップ。ともに全長調整式となっており、フロント0〜60mm、リア10〜50mmの範囲でローダウンが可能です。DA17と同様に、お手軽に車高を下げることが可能な「ローダウンスプリング」も用意しています。ダウン量は約35〜40mmです。
エブリイの安定性が向上するボディ補強パーツ
バンならではの背の高さによって、ノーマルのままでは剛性に不安を覚える人もいるようです。足回りを固めると、さらに気になってくるはず。そんなユーザーのためにシュピーゲルでは補強パーツもラインナップしています。
「スタンダードタワーバー(フロント)」はボディのねじれやしなりを抑え、コーナーリングやトラクション性能を向上させてくれる補強パーツ。DA17エブリイ用は、グローブボックスの下と運転席の右側にあるストラットに取り付けます。
さらに剛性を求めるエブリイユーザーには、リアの剛性を高める補強パーツの追加がおすすめ。シュピーゲルでは、リアシートの下に取り付ける「フロアサポートバー」やリアシートの後部に装着する「リアピラーバー」、ボディ底部の剛性を高める「モノコックバー」も取り揃えています。
完全車種別設計のシートカバーも用意
仕事や遊び、はたまたファミリーカーとして、どんな使い方をするにしてもエブリイユーザーにオススメなのがシートカバーです。
シュピーゲルのシートカバーは完全車種別設計なので、違和感なく純正シートにぴったり装着できます。純正シートはファブリックなので汚れや水分を吸い込みますが、シュピーゲルのシートカバーを装着すれば、簡単に拭き取ることができるようになります。素材に耐久性、撥水性、通気性に優れたPVCレザーを採用しているので、車内を清潔に保つことができます。仕事だけではなく、アウトドアでも活躍するエブリィに最適なアイテムです。
量販店やネットショップ、ショールームでも購入可能
この他にもシュピーゲルでは、ステアリングやシフトノブを本革巻きに変更できるキットやPVCレザーのサイドブレーキブーツカバーなど、ワンランク上のインテリアに仕上がるアイテムも用意。エブリイのトータルコーディネイトが可能です。
このようにシュピーゲルのアイテムによって、さらに使いやすいクルマに仕上げることが可能です。仕事にも遊びにも使えるクルマをワンランクアップさせることで、よりアクティブに活動できる手助けをしてくれるはずです。
紹介したアイテムは全国のプロショップや量販店、ネットショップで購入可能。埼玉県越谷市のショールームでも展示販売されているので、実際に見て購入してもよいかもしれません。
さてVol.2ではスズキ ハスラーのカスタムパーツを特集します。ハスラーはK-CARのコンパクトなボディとSUVのスポーティかつアクティブな要素が融合した、女性からも人気のクルマです。そのため街ではよく見かけるクルマとなりましたが、ユーザーが気になるのは他の人とかぶることではないでしょうか。そんな問題を解決してくれるドレスアップパーツや、シュピーゲルが得意とする機能向上系アイテムを紹介していきます。次回もお楽しみに!
- 筆者 井口 豪
- 1975年4月29日生まれ。血筋は九州だが、出身は埼玉県。タウン誌編集部や自動車雑誌編集部勤務を経て、2004年にフリーライターに転身。多彩な趣味を持つウンチク好きの性分を生かし、自動車関連、ファッション、スポーツ、ライフスタイル、医療、環境アセスメント、各界インタビューなど、幅広い分野で執筆活動を展開する。2022年には令和3年度行政書士試験に合格し、東京都行政書士会に登録。「行政書士いのくち法務事務所」で行政書士業務もこなすマルチ法務ライター。
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Brand Info - Spiegel(シュピーゲル)
「Spiegel(シュピーゲル)」は埼玉県越谷市の株式会社ラスターが展開する軽自動車専門のカスタマイズパーツブランド。「K-CARの楽しみがここにある」をコンセプトにした、機能系パーツや補強パーツ、インテリア用アイテムなどをリリースしてきた。ブランド創設時から展開するサスペンションは「街乗りもスポーツ走行も全部楽しみたい」というK-CARユーザーの要望に応えて開発。ファッション性の向上を求めるユーザーからも好評を博している。レース車両へのサスペンション供給も積極的に行っており、その高いクオリティはモータースポーツシーンでも高く支持されている。