2007/7/2 20:19
フォルクスワーゲン、新型SUV「ティグアン」の写真を初公開
フォルクスワーゲンは、新型「ティグアン」の写真を初公開した。同社14番目のモデル シリーズのデビューに向け、いよいよカウントダウンを始めている。このスポーツ ユーティリティ ビークル(SUV)は、来る9月のIAAフランクフルト モーターショーにおいて、世界で初めて一般公開されます。
新型「ティグアン」のフロントエンドには、フォルクスワーゲンがコンセプトAスタディ(クーペとSUVのクロスオーバー)で披露したセクシーなプロポーションが応用されている。サイド シルエットには、伸びやかさとパワーが表現され、大型のホイールアーチとフォルクスワーゲンのシンボルともいえる太いCピラーが存在感をアピールしている。リヤエンドの特徴は、あくまで短く切り詰められたリヤ オーバーハング。ヘッドライトとテールライトのデザインには類似性が持たされ、フロントとリヤが呼応するような印象を与える点も、新型ティグアンの大きな特徴のひとつとなっている。
フォルクスワーゲンは、世界に先駆けて、新型SUVにターボチャージャー付直噴エンジンを搭載。「ハイパフォーマンス ターボチャージング」と命名されたエンジン コンセプトは、燃料消費と排ガス排出を大幅に低減させると同時に、ダイナミズムとドライビング プレジャーをいっそう強化する。
新型「ティグアン」には、3種類のTSIと2種類のTDIが搭載される。特に注目すべきは、コモンレール フューエル インジェクション テクノロジーに裏打ちされ、非常に静かな新型TDIユニット。4WDの駆動系と組み合わされるTDIは、それぞれ4,500rpmにおいて103kW/140PSと125kW/170PSの最高出力を発生し、最大トルクは1,750rpmで320Nmと350Nmに達し、両エンジンともに、2009年の施行が予定されるEuro-5排ガス基準に対応している。