2007/5/28 18:12
【F1 第5戦】 トロロッソ、スピードがポジションをあげ9位でフィニッシュ
第5戦モナコGP決勝レースで、スクデリア・トロロッソは、スコット・スピードが予選18位からポジションをあげ、9位でフィニッシュ。リウッツィはリタイアという結果に終わった。
■コメント
スコット・スピード (9位)
「いいスタートを切ることができた。ターン1で他のクルマが詰まった時も、アグレッシブに仕掛けてアウトから向くことができた。そのおかげでデイビッドと激しい戦いを交わすこともできた。その後のレースはまあまあいいペースだったと思う。戦略に関しては、もう少し早くピットインするべきだったのかも知れないが、いずれにせよキミに追いつくことはできなかった。楽しむことができたが、最後の15周は誰かが脱落してくれないかとずっと考えていた。ピットボードの9位の表示が8位になって、ポイントが獲得できたらいいと思ったが、それは起きなかったよ」
トニオ・リウッツィ (リタイヤ)
「スタート直後の第1コーナーで、誰かがぼくに激しく追突した。それからクルマがおかしくなったので、その時に何かのダメージを負ったのだと思う。走り続けようと努力したが、第3コーナーで縁石に乗り上げてコントロールを失ってしまった。スタートポジションもまあまあ良かったし、今日のレースでは何か良いことができるのではないかと考えていたので、本当に残念だった。」
(メモ: トニオが一部メディアにコメントしていますが、クラッシュの原因はディフューザーの損傷ではありませんでした)
フランツ・トスト
「スコットはとてもいいスタートを切り、18位から13位へとポジションを上げた。今日の彼のレースは、トロロッソにとって、これまでで最高のレースとなった。彼は常に激しくプッシュし続けていたし、ラップタイムも安定してとても速かった。ポイントを獲得できても良いようなレースだった。ありがとう、そして、おめでとうと言いたい。トニオはついてなかった。後続車に追突されて、右リヤのタイヤに空気漏れが発生した。それがクラッシュの原因だった」
ゲルハルト・ベルガー
「チーム、そして、素晴らしいレースを戦ったスコットに、おめでとうと言いたい。今日のパフォーマンスは、チームに十分な可能性があることを証明してくれた。早く実現できればいいと思う」