2006/12/25 17:47
日産、コンパクトカー6車種の環境性能を改良し、グリーン税制適合車種を拡大
(写真はキューブ キュービック)
日産は、コンパクトカー「キューブ」「キューブ キュービック」「ノート」「ティーダ」「ティーダ ラティオ」「ウイングロード」6車種の環境性能を改良した。
今回発売するコンパクトカー6車種では、このクラスで使用する頻度が高い低速時の運転状態や停車時を重視し、「HR15DEエンジン+エクストロニックCVT」の効率を高めることで燃費を向上させ、低燃費によるCO2の排出削減とクリーンな排出ガスを両立している。全車が「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」の認定を受けるとともに、2WD のHR15DEエンジン+CVT搭載車に関しては、「平成22年度燃費基準+20%」を達成し、グリーン税制において最高額の優遇措置を受けることができる。また、新規設定のインテリジェントエアコンシステム(ワンタッチクリーンスイッチ付)は、ワンタッチクリーンスイッチを押すことで、排出ガス検知式内外気自動切換え機構、プラズマクラスターイオンフルオートエアコン(除菌機能付)高性能フィルターを一括制御し、ワンタッチで快適な室内空間の確保ができる。高性能フィルターは天然のブドウ種子ポリフェノールを染み込ませるなどした新開発のフィルターで、花粉症の原因となるアレルゲンの除去効果が大幅に向上した。
「ティーダ」「ティーダ ラティオ」「ウイングロード」には、高速・大容量30GBのハードディスクドライブ(HDD)を採用したナビゲーションシステムをメーカーオプションで設定した。高精彩画面の採用に加え、マルチファンクションスイッチとタッチパネルの併用により、操作性が向上している。また、日産の販売会社に導入した次世代診断ツール「CONSULT-III」とつなぐだけで、約20分で地図の更新が可能となり、なおかつ3年以内の有料点検入庫時の場合、初回書き換えは無料となる。
また、「キューブ」「キューブ キュービック」はマイナーチェンジを実施し、エクステリアデザインなどの変更を行った。