2006/4/14 17:24
ホンダ、【ニューヨーク国際自動車ショー】出展内容
「アキュラ MD-X コンセプト」
「アキュラ RDX」
「エレメント SC プロトタイプ」
ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、ニューヨーク国際自動車ショー(一般公開日:4月14日〜23日)で発表するクルマについて発表した。
●
新型アキュラMDXのコンセプトモデル、「MD-X コンセプト」 低くワイドなスタンスとアグレッシブなデザインによって、運転する楽しさを表現している。現行のMDXよりトレッド、ホイールベースとも長くすることでよりスポーティーで高性能を予感させるエクステリアデザインを実現した。
パワートレインは、パワフルなV6エンジンと、SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)の組合せとした。ドイツのニュルブルクリンクで走行テストを重ねた高い動力性能によって、高級SUV市場に新たな価値を提供する。
●
アキュラの新型エントリープレミアムSUV「RDX」 RDXはアキュラ初となるターボエンジンと、走行状況にあわせて四輪全てに最適な駆動力を瞬時に自在に配分して旋回性能や高い車両安定性を実現するSH-AWDを組み合わせ、低燃費とスポーツセダンに匹敵する高いハンドリング性能を実現している。
エンジンは、最高出力240馬力の新開発2.3L 4気筒DOHC i-VTECターボエンジンを採用。レスポンスが良く、広いパワーバンドを生み出すバリアブル・フロー・ターボ(VFT)と、バルブタイミングとリフト量をエンジンの回転域にあわせて切り替えるHonda独創の「VTEC」に、吸気バルブタイミングの位相をエンジン負荷に応じて連続的に制御する「VTC」(Variable Timing Control)を組み合わせた高知能化バルブタイミング・リフト機構を採用した。これにより、力強い出力、トルクと低燃費やクリーン性能を実現しながら、6気筒レベルの力強い高出力とトルクを実現した。
●「エレメント SC」のプロトタイプ、「エレメント SC プロトタイプ」 都市型パフォーマーをコンセプトとしている。スポーツサスペンション、21インチアルミホイール、カーペット張りの内装やセンターコンソールなどを専用装備とし、空力ボディパーツなどによって低く構えたエクステリアデザインを実現している。2002年に発売した「エレメント」は、アウトドアライフを楽しむ活動的な若者をターゲットとしていたが、「エレメント SC」の追加でより幅広いお客様のニーズに対応できることになる。
パワートレインは、ドライブ・バイ・ワイヤを採用した166馬力の2.4L i-VTECエンジンと、5速オートマチック・トランスミッション、5速マニュアル・トランスミッションの組み合わせとしている。また、安全装備については、フロントエアバッグ、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、VSA、ABSを標準装備としている。