2006/2/21 16:39
フォルクスワーゲン、ジュネーブオートサロンで「コンセプトA」出展
フォルクスワーゲンは、全く新しいスポーツカーとSUVのクロスオーバー「コンセプトA」を、2月28日から開催されるジュネーブオートサロンにおいて初公開する。パワフルで美しく仕上げられたこのオールラウンダーは、フォルクスワーゲンの新しい4WDモデルの提案。コンセプトAは将来市場導入が予定されている「トゥアレグのリトルブラザー」に当たる、新型SUVのデザインを暗示させる。
プログレッシブなデザイン哲学を反映するコンセプトAは、新デザインのつや消しアルミニウム製の三次元的「ワッペン グリル」をノーズ中央に据え、その両側に特徴的なヘッドライトを配置、親しみやすさと精悍さを同時に感じさせる先進的なデザインを採用。そのフロントデザインは、地上最速の動物“チーター”を連想させる。
クーペのような流麗なシルエット。フロント/リヤドアは対向して開く観音開きタイプが採用されている。オーバーハングはあくまでも短く、活発な印象を与える一方で、ボンネットは長く、リヤではCピラーがハッキリとした個性を打ち出している。広大なホイールハウス内部には、20インチアルミホイールと295サイズの幅広タイヤが収納。このコンセプトAを駆動しているエンジンは110kW(150PS)の強力なツインチャージャーエンジン(TSI)となる。