トヨタブースの目玉となるのは、なんといっても新型クラウン(コンセプト)だ。
1955年に誕生したクラウンは、2012年12月に登場した現行モデルで14代目を数え、国産車の中でも歴史と伝統ある上級セダンだ。
トヨタは新型クラウンを2018年夏に発売するとアナウンスしており、今回の東京モーターショーで世界初公開した。
15代目となる新型クラウンは、プリウスやC-HRに続き、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づいて、車両をゼロから開発し直した。
ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで走行テストを実施するなど、思うままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域、荒れた路面など、あらゆる状況においても目線のブレない走行安定性を実現する。
デザイン面では、現行モデルの大胆なフロントマスクには度肝を抜かれたが、新型クラウンではより大型化したフロントグリルがこれまで以上にアグレッシブでダイナミックな表情を生み出している。
サイドビューも、セダンでありながらクーペのような流れるようなシルエットとなり、スポーティな一面ものぞかせている。
伝統のクラウンエンブレムも新造形に刷新されとともに、RSバッジの意味も気になるところだ。
また、カーライフをより進化させるため、コネクティッド技術を取り入れ、新たな価値を提供していくとしている。
全長×全幅×全高:4910×1800×1455mm
ホイールベース:2920mm
乗車定員:5人
【お車の買い替えをご検討中の方へ】