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業界ニュース・自動車ニュース 2009/2/17 11:50

ポルシェ、パナメーラのスペースコンセプト発表



ポルシェは、パナメーラの革新的なインテリアコンセプトを初めて公開した。

パナメーラは2009年9月12日からドイツ市場を皮切りに販売が開始され、当初からV8エンジンと贅沢な装備を搭載した上級バージョンがラインナップされる。

ポルシェの4ドアグランツーリスモは、ダッシュボードからリアシートまでを連なるセンターコンソールを特徴とし、4つのすべてのシートに新感覚の空間とドライビングクオリティをもたらす。インテリアは、ドライバーに最適なエルゴノミクスを提供するだけではなく、独立した4つのシートを備えることで、乗員のプライバシー性を強調。低い着座位置とスポーティで低いステアリングホイールが、まさに典型的なポルシェとして路面をダイレクトに感じさせる。

パナメーラは、こうした伝統的な価値に加え、お客様がインテリアを自由にカスタマイズするための豊富なオプションと可能性を提供。スムース/ナチュラルレザーには、4種類のツートンカラーオプションを含む、合計13種類からなるカラーと素材のコンビネーションが用意され、さらに要望に応じてカーボンやオリーブナチュラル・オープンポアウッドなどの高級素材を含む7種類のトリムを組み合わせることができる。

パナメーラS/4Sのフロントには、極めてスポーティなスタイルのエレクトリックコントロールシートが標準装備され、その8ウェイ電動調節機能により、いつでも快適なドライブを楽しめる。独立した2つのリアシートは折り畳み式のセンターアームレストを備え、背の高い乗員でも快適に過ごせるレッグルームとヘッドルームを提供する。

パナメーラ ターボでは、エレクトリックコントロールシートにコンフォートメモリーパッケージが組み合わされる。これには、シートポジションの調節スイッチだけではなく、ランバーサポートとステアリングコラム電動調節機能が備わる。さらに、リアシートにもオプション設定されているアダプティブスポーツシートやエレクトリックコントロールシートの装着により、リアシートのポジションを電動で調節できるようになる。

パナメーラの卓越した実用性は、ラゲッジコンパートメントと積載コンセプトからも生み出される。リアリッドを開けば、4つのスーツケースがリアシートの背後に容易に収まる。荷室内は十分な高さが確保されているので、スーツケースを出し入れしやすいように立てて積むことができる。

パナメーラS/4Sのラゲッジコンパートメントの容量は445リッター、パナメーラ ターボの場合は432リッター。リアシートのバックレストを折り畳むと、容量は1,250リッターにまで拡大する。

パナメーラは、V8エンジンを搭載したモデルから販売が開始。駆動方式は後輪駆動または四輪駆動で、エントリーモデルのパナメーラSに搭載される4.8リッターV8エンジンは、400PS(294kW)の最高出力を発生する。後輪駆動モデルには、オプションで7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を選ぶこともできる。

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