スバルは、フランス・パリで10月2日から開催予定の2008年パリモーターショー(10月2日〜3日プレスデー、4日〜19日一般公開日)にて、今秋以降欧州市場に導入するスバルボクサーディーゼル搭載のフォレスターおよびインプレッサを発表する。これにより、既に欧州市場に導入されているレガシィ、アウトバックとあわせスバルのディーゼル搭載車のラインアップが広がり、より幅広いお客様のニーズに対応する。また、スバルの環境対応として電気自動車(EV)R1eとG4eコンセプトを、それぞれ参考出品する。
今春レガシィ、アウトバックに搭載し欧州市場に導入以来、高い評価を得ているスバルボクサーディーゼルに、専用に開発された6速マニュアルトランスミッションと、クローズドDPF(Diesel Particulate Filter)を新たに組み合わせることで環境性能をさらに進化させ、フォレスターおよびインプレッサに搭載する。
フォレスターは、使いやすさを追求したパッケージング、スバル独自のシンメトリカルAWD(All-Wheel-Drive)による安心感に裏打ちされた走りの楽しさ、そして燃費性能を絶妙にバランスさせたクロスオーバーSUV。今回、ボクサーディーゼルと組み合わせることで、小型SUV分野でトップレベルの燃費性能(CO2排出量167g/km)を実現し、環境性能を一段と高めた。
「気持ちの良い走り」「スタイリッシュなデザイン」「使いやすいパッケージング」の融合を目指し開発されたインプレッサ。その5ドアモデルにボクサーディーゼル、6速トランスミッション、さらに専用にチューニングされたサスペンションを組み合わせることで、機敏でスポーティな走りと、快適な乗り心地、そして高い環境性能を実現した。
スバルボクサーディーゼルは、剛性の高い水平対向エンジンのメリットを生かし、アルミ合金製のシリンダーブロックの採用などで、軽量、コンパクトな設計が特長。左右のピストンが互いの慣性を打ち消し合う独自レイアウトがスムーズな回転バランスを生み、低振動で高い静粛性を実現。さらに、優れたアクセルレスポンスによるスポーティなフィーリングと高い環境性能を両立させたスバルの新しいエンジンラインナップ。
スバルボクサーディーゼル
・ エンジン形式:水平対向4気筒DOHC16バルブターボディーゼル
・ 排気量:1998CC
・ 最高出力:108kW(147PS)/3600rpm(フォレスター2.0D X)、110kW(150PS)/3600rpm(インプレッサ2.0D)
・ 最大トルク:350Nm(35.7kgf・m)/1800-2400rpm
・ CO2排出量:167g/km(フォレスター2.0D) 152g/km(インプレッサ2.0D)
・ 燃料供給装置:コモンレール
・ ターボ形式:可変ノズルタイプターボチャージャー
・ スバル インプレッサWRC2008(レプリカ)
2008年世界ラリー選手権(WRC)に現在参戦中の新型WRカー。
・ スバル R1e(参考出品)
スバルのEV実用化への取組みとして、現在まで40台が共同開発のパートナーである東京電力での業務などで使用。
・ スバル G4eコンセプト(参考出品) EVの将来をイメージしたコンセプトカー。高性能電池「次世代リチウムイオンバッテリー」搭載や車体の軽量化などにより、1回の充電での走行距離を200kmに想定。
・ スバル50周年記念展示
スバル発売50周年の歴史をたどる。スバル360を展示。
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