ロータスから限定仕様車「ロータス 2イレブン NAバージョン」の詳細が発表された。エントリーレベルの2イレブン、141kw(192PS)自然吸気エンジン仕様の登場である。
2イレブンのスーパーチャージャーモデルは、2007年の第77回ジュネーブ国際モーターショーで国際的にデビュー。最高出力188kw(255PS)のスーパーチャージド・エンジンを搭載した初期の仕様は、英国SVA(シングル・ビークル・アプルーバル)検査適合の公道仕様車、もしくはサーキット専用仕様車の選択肢で限定発売された。
その後、ロータス車でレースに参加している方やロータス車オーナーの方から様々な提案が集まり、今回、2イレブンは各オーナー様のニーズに合わせたオプションパックを装備可能なクルマとして、自然吸気エンジン車両が発売されることとなった。
ロータスの「軽量化によるパフォーマンスの向上」という理念の典型ともいえる、この720kg(1600lbs)の当車両は、エリーゼRと同じ141kw(192PS)の自然吸気・高速回転エンジンを搭載。この2イレブンは、最もベーシックな仕様のものでも、60mph加速わずか4.3秒という驚異的な加速性能を発揮し、最高速度は225km/h(140mph)にまで達する。2イレブンの軽量性は、カーブでの俊敏性と陶酔感をもたらすパフォーマンスにダイレクトに反映されており、病み付きになるような興奮を味わわせてくれ、160km/h(100mph)で60kg(132lbs)のダウンフォースを発生させることができる。
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