2007/12/27 21:50
スズキ、FIA 世界ラリー選手権 (WRC) 参戦体制について
スズキは、2008年よりFIA 世界ラリー選手権(WRC)へ参戦する「スズキ・ワールドラリーチーム」のドライバー、及びチームの参戦体制について決定した。
同選手権には2台の「SX4 WRC」で参戦し、ドライバーには「トニ・ガルデマイスター (フィンランド)」、「P-G・アンダーソン (スウェーデン)」のベテランと新人の組み合わせで臨む。
トニ・ガルデマイスターは、舗装路から未舗装路まで、幅広い適応能力と高い開発能力をもつ経験豊かなドライバーであり、当チームのファースト・ドライバーとして全戦参戦するとともに、車両の更なる性能向上と熟成を担う。
P-G・アンダーソンは、参加年齢28歳以下で行われる2004年のジュニア世界ラリー選手権 (JWRC) に「イグニス」、2007年のジュニアラリー選手権 (JRC) に「スイフト」で参戦し年間タイトルを獲得した若手ドライバーで、スズキと共にWRCにステップアップする。
なお、トニ・ガルデマイスターのコ・ドライバーには、「SX4 WRC」でウェールズ・ラリー・GBにテスト参戦した「トミ・トゥオミネン (フィンランド) 」が、また、P-G・アンダーソンのコ・ドライバーには、スーパー1600で共にステップアップする「ヨナス・アンダーソン (スウェーデン) 」が同乗する。
スズキは、世界ラリー選手権 (WRC) に「スズキ SX4 WRC」で参戦し、㈱スズキスポーツと共にラリー車開発に関わる技術的支援やチーム運営をサポートし、スズキの国内、海外での小型車の販売促進、並びにラリー支援活動を通じて得られる技術情報の製品へのフィードバックなどにつなげていく計画である。