2006/10/13 17:21
トヨタ、カムリハイブリッドの生産をケンタッキー州で開始
トヨタは、カムリハイブリッド」のラインオフ式を実施、北米初となるハイブリッド車の生産を開始した。
ラインオフ式は、ジム・バーニング上院議員、ケンタッキー州アーニー・フレッチャー知事らを来賓に迎え、TMMKのスティーブ・セントアンジェロ社長、Toyota Motor Engineering & Manufacturing, North America, Inc.の須藤誠一社長、Toyota Motor Sales, U.S.A., Inc.のドン・エズモンド上席副社長らの出席のもと行われた。
ラインオフ式の席上、TMMKのセントアンジェロ社長は、「TMMKで北米初となるハイブリッド車の生産を開始できたことを大変誇りに思う。これは、米国で1997年から昨年までの9年間で、8回の年間乗用車販売台数第1位を記録しているカムリを生産してきたチームメンバーの高い技術力と絶え間ない努力の賜物であり、感謝したい。」と述べた。
TMMKで生産される「カムリハイブリッド」の生産能力は年間4.8万台、生産開始に伴う追加投資は約1千万USドルとなる。
カムリハイブリッドは、本年5月より北米において販売を開始し、9月末までに約2.3万台を販売。ハイブリッド車としては、北米でこれまでに2000年の「プリウス」販売開始を皮切りに、「ハイランダーハイブリッド」、「RX400h」、「GS450h」を販売しており、本年9月末までの累計販売台数は約42万台となっている。2007年には「LS600h」の導入を予定しており、今後もハイブリッド車の一層の普及に向け、積極的に商品投入を行っていく。