2007/9/26 19:56
【F1】 ブリヂストン F1 プレスミーティング
日本GPを目前に控え、都内でブリヂストンのF1プレスミーティングが行われた。
今年から、タイヤはブリヂストンのワンメークとなり、ひとつのレースで2種類のタイヤを必ず使用するルールに改正。ブリヂストンの浜島氏によると「赤道直下の移動などを考慮し、今年から安定した供給のためワインなどを運ぶリーファーコンテナを使って輸送している」とのこと。富士に持ち込まれるタイヤは2,200本。30年ぶりとなる富士スピードウェイのレースでは、4種類あるタイヤからミディアムとソフトが選択された。
今年は、マクラーレンからルイス・ハミルトン選手、フェラーリからフェリペ・マッサ選手、スーパーアグリから鈴木亜久里代表、佐藤琢磨選手が登場。F1解説者の今宮純氏と芸能界きってのF1好きで知られる堂本光一氏をインタビュアーに迎え、日本GPへの意気込みを語った。
現役ドライバーの誰もが初体験となる新生・富士スピードウェイでのグランプリ。注目の新人、ルイス・ハミルトンは、富士スピードウェイの印象を「プレイステーションでもやったことがない」「鈴鹿を楽しみにしていたので残念」としながらも、持ち前のスマイルと闘志で会場を沸かせた。
フェリペ・マッサは、今年からのタイヤレギュレーションについて「ドライビングは多少変えなくてはいけなかったが、2個のタイヤの扱いはうまくいっている。去年と変わらないくらいいいね。フェラーリ2台をフロントローに並べたい。」と自信を見せた。
「インディアナポリスに似ている」と富士スピードウェイを表現した佐藤琢磨は、「誰も走ったことがないので、いろんなチャンスがある。1年の集大成を見せたい。」と決意を語った。また鈴木亜久里代表は、「タイヤのクオリティは素晴らしい。パーフェクト。」とブリヂストンタイヤを評価。日本GPに関しては「帰ってくるのは嬉しいけど、プレッシャーもある」と素直な感想を述べた。