アルファ ロメオ、アルファ159の3.2L・V6エンジン・4WDモデルを販売

　フィアットは、アルファ159に、新たに3.2リッター・モデルを追加し、本年6月17日より販売を開始する。

　本年2月に販売が開始された2.2リッター・モデルのアルファ159 2.2 JTSに続いて販売が開始されるもので、直噴式3.2リットル・V型6気筒JTSエンジンを搭載し、総排気量3,195cc、6速MT、フルタイム4輪駆動『Q4』の左ハンドル仕様で、全国メーカー希望小売価格は529万円(税込)となる。

　アルファ ブレラ 3.2 JTS Q4と同様の、新設計オールアルミ製V型6気筒ガソリン直噴式JTSエンジンを搭載。このエンジンの大きな特長は『ツインフェーザー』と呼ばれる吸気と排気バルブのそれぞれに連続可変バルブタイミング機構を装備していることで、これにより高出力と高トルクを実現しながら、燃費とエミッションレベルも低減されている。

　またこの新世代エンジンでは従来型とは異なり、タイミングチェーン駆動式カムシャフトが採用されている。チェーンにはオートマティックチェーンテンショナーが組み込まれバルブトレインのメンテナンスフリーも実現。このエンジンは、最新排ガス規制であるEuro 4もクリアしており、環境への配慮を誇っている。

　そしてこのエンジンに組み合わされるトランスミッションも2.2リッター・モデルと同様、新設計の6速MTとし、短いストローク、明確なシフト感覚とともに、意のままに操れる軽い操作感を特長としている。