2005/1/27 11:58
ホンダ、燃料電池車を北海道庁に納車
ホンダは、世界で初めて氷点下での始動を可能にした燃料電池自動車、ホンダ FC STACK搭載「FCX」を1台北海道庁に納車、北海道庁舎において納車式典を行った。
冬期に氷点下になる寒冷地での燃料電池車の販売は、昨年12月のニューヨーク州に続いて、今回が日本初となる。
「Honda FC STACK」は、世界で初めて金属プレスセパレータースタック構造と新素材電解質膜を車載用として採用した。部品点数を従来型の約半数に削減、出力密度を従来型から2倍以上に向上させ、世界トップレベルの高性能を実現している。また、従来の燃料電池スタックでは難しかったマイナス20℃からプラス95℃までの発電が可能となり、耐久性も大幅に向上している。