第45回東京モーターショー2017 西展示棟1階、アトリウム・エスカレーター前のスペースにブースを構えるのはボルボだ。
今回のモーターショーでボルボは、日本導入間もない新型XC60の展示に特化。シリーズの中から3台を並べている。ボルボブースが来場者に訴えたいことなどを伺った。
ボルボ車ラインナップの中では、比較的取り回しもしやすいXC60。北欧らしい洒落た内装がもたらすプレミアム性や、SUVならではの使い勝手、そして造り込みの良さなど、発表以来かなり反響も大きいという。
「今回の東京モーターショー2017会場では、とにかくおひとりでも多くの皆様に新型XC60をご覧いただき、間近で見て感じていただきたいですね。」とはボルボ広報担当の弁。
「日本の内外を見回すと様々なSUVタイプの車種が多数リリースされています。そんな中でも適度なサイズ、価格に見合った装備をはじめとしたバリュー。そしてボルボが長年培ってきたヘリテージの部分も有機的にデザインや機能に盛り込んでいる新型XC60ですが、いざお近くのディーラーにお出かけいただく、と言ってもなかなかきっかけが難しいかと思います。せっかく国内外のメーカーが各社最新の技術、車種、そしてこれから先のビジョンを発表する場であるモーターショーの来場者の皆様に、まずご覧いただきたいです。」とアピールする。
「デザインに関しても、おそらく見ていただいた方すべての方がボルボらしさを感じていただけるものと確信しております。確かに高いユーティリティとスタイリッシュでモダンなフォルムは必須ですが、テールエンドの部分などに往年の1800ESなどデザインモティーフを織り込んでいます。しっかりとニューモデルである新鮮さとともにボルボが長年培ってきた伝統、ボルボらしいスタイルを感じていただけると思います。」
また、今回XC60を見ると、常に環境性能や安全基準でもリードしてきたボルボの良識と先駆的なクルマづくりも垣間見ることができるという。
「現在自動車のおかれている環境は厳しい状況であることは否めないと思います。しかしそんな中でも、今まで通りのクルマづくりのスタンスでもボルボには追い風であることは、例えばこの新型XC60を通じても感じていただくことはできるかもしれません。ボルボはかなり早い時期から自動車の環境対策には取り組んでまいりました。排ガスの浄化はもちろん、資源や素材のリサイクル、リユースに至るまで、可能な限り新たに地球環境を蝕むことはしないクルマづくりをしてきたメーカーです。安全基準も日増しに厳しくなってくる状況下ではありますが、ボルボは3点式シートベルト、側面衝撃吸収システムSIPSなどはボルボから始まった安全技術です。そうした私たちが提案する最新の安全装備を搭載したXC60を是非モーターショーでご覧いただきたいのです。」
XC60を通してボルボの今が垣間見ることができるということなのかもしれない。
ガソリンターボ、ディーゼルターボ、そして会場でもメインに展示されていたプラグインハイブリッドと、実に豊富なバリエーションが用意される新型XC60。まだご覧いただけていない方は、是非東京モーターショーの会場で実車をチェックして欲しい。
[レポート:中込 健太郎/Photo:原田淳]
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