ハイエースベースの「釣りエースII」は釣り好きで車中泊好きな人のベストパートナー|ダイレクトカーズ【Vol.9】
釣り好きの心を揺さぶる仕掛けがいっぱいのハイエースキャンパー「釣りエース」
“オーダー製作で自由にカスタマイズできる”、“自分だけのオリジナルの車両がつくれる”と話題の三重県のダイレクトカーズ。前回はキャブコンバージョンの「TRIP(トリップ)」という大型キャンピングカーの新型車両を紹介したが、第3回目となる今回はハイエースベースで人気の「釣りエースII」をご紹介したいと思う。
この釣りエースII、その名のとおり、釣り好きをターゲットとした、釣り好きのためのハイエースだ。標準ボディサイズで先行発売した1号機の釣りエースに続き、さらに釣りを愛するアングラー(釣り師)のための最前線基地として各部をアップデート。シリーズ第2弾となるモデルだ。もちろん開発に際し、釣り好きにしっかりリサーチ、アングラー達の意見を数多く採用しているコダワリの仕様だ。
釣りエース2は標準ボディ幅+ハイルーフのハイエースDXがベース
ハイエースはアングラーにとっての夢の移動基地となりうる好素材。ただしそれにはアングラーが望むワガママを叶える装備をプラスする必要がある。最適な時間に釣りを開始するまで脚を存分に伸ばしての仮眠が可能で、連泊の釣りにも対応するような車中泊仕様へのベッド展開も欲しい、もちろん釣り道具を満載しての移動が可能な積載能力や、釣り道具は整理整頓して積みたい、水や汚れに強い室内やちょっとした作業がこなせるテーブルも欲しい…などなど。そんな数々のワガママな要求を全て叶えてみせたのがこの釣りエースIIなのだ。
最大のポイントはそのボディサイズにある。先行発売した「釣りエース」は標準ボディのコンパクトさを生かし機動力に優れる魅力を発揮していたが、「車中泊の機能性をもっとあげたい」という声を反映して、車中泊がしやすく快適性に富んだ仕様となるよう“標準ボディ幅+ハイルーフ”というDXベースの車両が採用されている。つまり横幅はそのままに、居住スペースをタテに伸ばしているというワケだ。このボディサイズの選定には絶好の釣りスポットには標準ボディ幅でないと入っていけない…というアングラーの声に配慮したもの。ちなみに乗車定員は、1ナンバーなら6名乗車、3ナンバーなら5名乗車となる。
釣り好きの命とも言うべきロッドはハイルーフを活かした専用スペースに収納
さらに釣りには他のアクティビティには無い独自の特殊性が存在するが、例えば「ロッド」もそのひとつ。細く繊細で高価なこのタックル装備を丁寧にホールドしつつ取り出しやすくレイアウトするのはアングラーには絶対必須のテーマだろう。釣りエースでは天井に据えていたロッドホルダーを、ハイルーフをベース車両とすることで天井の両サイドに分離。釣りエースが標準装備しているロッドホルダーよりも収納量が高く、収納本数はオプションで6/7/12/14本と変更することも可能になっている。
左右にロッドホルダーを分けたことで、頭上を気にすることなく快適に車内で過ごすことができるのも、釣りエースIIの大きなメリットといえるだろう。
ハイルーフ車のデッドスペースとなるこの有効活用が可能になった事で、ベッドの上も広々としたスペースの確保に成功。1号機ではベッドから天井まで850mmだったのが、このハイルーフ車の2号機では天井高1100mmにまで劇的にサイズアップ! ベッドの上でアグラをかいても頭がロッドに干渉することなく室内でゆったりとくつろげるようになっている。
セカンドシートにはスーパーGLダークプライム2の豪華な純正シートを使用し、その背面も含めたベッドモードにすれば完全フルフラットが実現。前述したとおり、天井まで1100mm、ベッド長2500mm、ベッド幅1200mm(一番広い部分)の広大なサイズが広がっている。セカンドシート背面にはウレタンマットを追加することで寝心地の良さにもこだわっている。
大切な釣具を展示できるショーケースや大型収納を確保
そしてもうひとつの特徴がルアー等を飾って眺められるショーケース家具の設置。普段使う小物や消耗品はショーケース下のフリーボックスに収納できる2段式で、その上のショーケースは頑丈なアクリル天面により“今日はどのルアーで攻略しようか…”とゆっくり妄想したりもできる鑑賞にも耐える夢のスペースとなっているのだ。ここは趣味に生きるアングラーには個性が演出できる絶好のプライベートスペースとなるかもしれない。
さらにセカンドシート後ろのベッドマット下は横幅1200mm×長さ450mmの大型収納スペースも確保。大きな釣り道具の収納にも欠かせない装備だ。
床下には700mm×700mmのステンレス製ボックスを装備。釣り上げた魚や汚れたものも収納でき、排水口も付いているので水切りにも使用できる。まさに便利な収納ボックスと言える。
魚釣りに必要な要素を詰め込んだハイエースキャンパー「釣りエースII」
リヤゲートをあげて格納式ボードを上げればリールやルアーなどを置く台としても使える便利なスペースが出現。ここなら魚だって捌ける。外部シャワーヘッドのフック場所もあるので汚れたウエアや魚を洗う事も難なく可能だ。水を供給するポリタンクは20Lの容量があるので容量としても十分だろう。
ベッドマット下には幅800mm×高さ450mmの収納スペースも確保されタックルボックス等の収納にも問題なし。
リヤゲート天井付近にはAC100ボルトのコンセントが左右2箇所ずつ、計4箇所用意されている。電気装飾照明をはじめとするインテリアのコンセントとして、もしくはVANライフ的なDIYに活用するなど、さらに夢が広がる仕様となっている。
趣味である釣りに没頭できるこのハイエースの「釣りエースII」。プライベートな時間が楽しみになる充実の内装装備によってアングラー最高の相棒となりうる好素材と言えるのだ。
▼釣りエースIIを動画でチェック
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