2007/9/30 18:00
【F1 第15戦】 日本GP 決勝結果
F1第15戦 日本GPの決勝が30日、富士スピードウェイで行われた。
30年ぶりにF1開催となった富士スピードウェイはあいにくの雨。レースは、雨のためスタートからセーフティカーが導入される異例の展開。19周もの間、セーフティカー先導の周回が続き、レースがスタートしたのは20周目。その後も天候は回復せず、コースアウトするマシンが続出、完走15台という大波乱のレースとなった。
そんな波乱の展開の新生・富士スピードウェイで初優勝を遂げたのは、ポール・ポジションからスタートしたマクラーレンのルイス・ハミルトン。ドライバーポイント合計で107ポイントを獲得。ポイントランキング2位につけていた同じくマクラーレンのフェルナンド・アロンソがリタイアとなったため、アロンソに12ポイント差をつけ、今季のチャンピオンシップに大きく近づいた。
2位にはルノーの新人ヘイッキ・コバライネンが入り、今季初の表彰台を獲得。3位にはフェラーリのキミ・ライコネンが入った。
母国グランプリとなる日本勢は全体的に残念な結果に。ホンダのルーベンス・バリチェロが10位、ジェンソン・バトンが11位。トヨタは、ヤルノ・トゥルーリが13位、ラルフ・シューマッハはリタイア。スーパーアグリでは、佐藤琢磨が15位、アンソニー・デビッドソンがリタイア。スパイカーから参戦の山本左近は、12位でレースを終えた。