2007/7/31 15:13
三菱、2007フランクフルトモーターショーで『MITSUBISHI Concept-cX』世界初披露
Mitsubishi Concept-cX (イメージスケッチ)
三菱とミツビシ・モータース・ヨーロッパ B.V.は、2007年9月11日から23日まで、ドイツ・フランクフルト市の見本市会場(Messegelaende Frankfurt)で開催される、第62回IAA 2007(62nd Internationale Automobil Ausstellung、通称フランクフルトモーターショー)に、コンパクトSUVのコンセプトカー『MITSUBISHI Concept-cX(ミツビシ コンセプト-シーエックス)』(参考出品)を世界初披露する。
『MITSUBISHI Concept-cX』は、「環境性能と実用性能をバランスさせた、新世代のコンパクトSUV」を具現化しており、パワートレインに、最適な過給圧制御を実現するVG(Variable Geometry)ターボチャージャーや、欧州の排出ガス規制Euro5に対応するための、DOC(Diesel Oxidation Catalyst)、及びDPF(Diesel Particulate Filter)を装着した高出力、高効率の新開発1.8Lクリーンディーゼルエンジンと、動力伝達効率に優れる「Twin Clutch SST(Sport Shift Transmission)」を組み合わせることで、軽快な走りと低燃費、低排出ガス化を両立させる。さらに、地球温暖化や石油資源枯渇への対策を目的とした、三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」を内装材などに多用するなど、環境性能面で優れる新技術を採用する。
また、見晴らし良く、運転し易い、SUVならではの、高めのドライビングポジション、全長4,100mmと街中でも扱い易いコンパクトなボディ、『アウトランダー』でも採用され、好評を博している荷物の積み下ろしが容易な上下開閉式テールゲート、そして、あらゆる路面で「意のままの操縦性」と「卓越した安定性」を実現するための電子制御4WDや、225/45R19の大径タイヤを装着するなど、実用性能、走行性能面でも新たな提案を行う。