2006/11/16 11:40
MINI、オート・チャイナ2006でプレミアム・スモールカーの新型とスタディMINI Conceptを登場
MINIは、北京で開催される国際自動車ショーのオート・チャイナ2006で、スポーティ2ドアカーのアジア・プレミアを行う。
ニューモデルは、車の魅力的で個性的なデザインを保持しながら洗練され、新エンジンとにより機敏なハンドリングを提供。「オリジナルからオリジナルへ」がニューMINIの外観デザインのモットー。例えば、クルマが微笑んでいるように見える五角形のラジエーター・グリルや、方向指示器と統合された大径丸型ヘッドランプや、高めに位置する後部リア・クラスターなど、明らかな新デザインスタイルが取り入れられている。
室内では、コックピットが新たに設計され、操作類は丸型の内側に配置。センター部分には、機能を大幅に拡大したセンター・スピード・メーターがある。またオプションで選択可能なアンビエント・イルミネーションがある。これは、温かいオレンジから、スポーティな青まで、無段階でインテリアの照明を調節する機能である。
新開発4気筒エンジンにより、MINI Cooperは88kW/120bhpを発揮し、0-100km/hは9.1秒で到達、最高速度は203km/h。中国市場では、MINI CooperはF1レースのようにステアリングのパドルでマニュアル操作が可能な6速オートマチック・トランスミッションを標準装備する。シフトの変速は速いオートマチック・モードだが、さらなる動的パフォーマンスを得たい場合は、ドライバーはただスポーツ・ボタンを押すだけ。これによりシフト変速のスピードは電気的にさらに早められる。
オート・チャイナ2006のもう一つのハイライトはスタディMINI Conceptの発表。このコンセプト・モデルは60年代の長いホイールベースと分割されるリアゲートを持つ伝説的なMINIモデルの追憶と同時に、冒険的で情熱的な自動車ファンたちのために、現代の自動車のビジョンを提供するもの。スタディMINI Conceptは、珍しいデザインの詳細と、とてもスポーティなMINIの外観に限られたエリアで最大限に確保されたスペースの機能性を合わせたものを提供するとしている。
オート・チャイナ2006国際自動車ショーは、11月18日から27日の間、北京の12万㎡の展示エリアで開催。これは中国自動車産業を牽引する自動車ショーで、自動車メーカーと部品メーカーにとって最も重要なプレゼンテーションの場でもある。