2006/10/23 11:44
【F1 最終戦】スーパーアグリ、佐藤琢磨が今季最高の10位でフィニッシュ
ブラジルGP決勝レースでSUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が今シーズンのチーム最高位となる10位フィニッシュを果たした。山本左近は16位と、3戦連続の完走となった。
■コメント
佐藤琢磨 (10位)
「本当にすばらしい結果だ。鈴鹿の僕たちのパフォーマンスに引き続き、これ以上のものは望めない。今回もすばらしいチームの努力の成果だったと思う。メカニックもピットストップでよくがんばってくれた。マシンの仕上がりも最高だったし、本当に楽しむことができた。レースのスタートではほかのマシンとサイド・バイ・サイドでコーナーに入り、レッドブルとミッドランドを抜けたし、セーフティカーが入ったあとは本当にプッシュすることができて、トロロッソの2台をオーバーテイクできた。最初から最後までレースを戦うことができて、本当に楽しかった。チームに心から感謝したい。長く厳しいシーズンだったが、最後のレースを10位で完走できてとてもハッピーだ」
山本左近 (16位)
「最初に、僕を常にサポートしてくれたみんなに感謝したい。レースのスタートからフィニッシュまでプッシュして走ることができた。最後の方は予選と同じぐらいのスピードでプッシュして走っていたし、ミッドランドとはレースの最後まで戦うことができた。がんばってくれたチームのメンバー全員に感謝したい。本当にすばらしいマシンだった。シーズン最後にレースを最初から最後まで楽しむことができて、最高の気分だ」
鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
「SUPER AGURI F1 TEAMの2台がレースを完走し、琢磨が10位でフィニッシュしてくれて、今日は本当にうれしい。チームにとっては、驚くべきすばらしい結果だ。琢磨のラップタイムはとても速く、安定していたし、ピットストップではメカニックが最高の仕事ぶりを見せてくれた。シーズンを終えるにあたってはパーフェクトなレースの結果だったと言える。今後は来年に意識を集中し、もっと強くなって戻ってきたいと思う。みんな、おめでとう」