2006/5/15 13:10
【F1 第6戦】フェラーリ、シューマッハ「勝利を目指して戦い続ける」
フェラーリは、ミハエル・シュマッハが2位、フェリペ・マッサが4位でレースを終えた。
ミハエル・シューマッハ(2位) 「フェルナンドのペースで走る事ができず、今日の結果はレース序盤で決定してしまったが、ジャンカルロには勝つことが出来た。 予選のラップタイプには驚いたが、バルセロナでも非常に小さい変更がパフォーマンスに多大な影響することを経験した。 今回はこの結果が我々にネガティブに働きルノーにはポジティブに機能したと思う。 8ポイント獲得は良い結果だと思うし、この前の日曜日に2ポイントしか差がつかないことに失望したが、今回は2ポイントのみ失なっただけで良かったと思う。 まだチャンピオンシップは長いので勝利を目指して戦い続ける。」
フェリペ・マッサ(4位) 「マシンの状態もペースも良かったが、今日はライバルが少し速かった! ピットストップ後にコースに戻るとトラフィックに阻まれ、ジャンカルロの前に出ることが出来なかった。 全体的にはチャンピオンシップに重要なポイントを獲得した。」
ロス・ブラウン テクニカル・ディレクター 「マシンとブリヂストンタイヤは良い性能を発揮したが、もう少しパフォーマンスを見いだす必要がある。 ライバルに近づいた瞬間があったが、今日はフェルナンドに多少アドバンテージがあった。 レース序盤、ミハエルは前を走るジャンカルロを抜くためにピットストップまで待ち、前に出ることは出来たが優勝するだけの速さはなかった。 次回のレースのためにパッケージを見直さなければならない。」
ジャン・トッド チーム監督 「我々は接近戦を予想しそれが有利に機能することを予測していた。ライバルが強かったことも認めなければならないが、我々も競争力があることを確信した。 スタートで多くの燃料を搭載する戦略を採用するも上手く機能しなかったが、それでもミハエルとフェリペは貴重な13ポイントを獲得した。 今後のレースに向けてテクニカルパートナーとさらなる努力をしなければならない。」