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業界ニュース・自動車ニュース 2008/12/1 12:26

ミニ、ニューMINIコンバーチブル概要発表(ドイツ本国にて)





BMWは、ニューMINIコンバーチブルの内容をドイツ本国にて発表した。

大成功を収めたオックスフォード生まれのオープン4シーターに、ニュー・モデルが登場。MINIコンバーチブルの後継モデルである。ニューMINIコンバーチブルは、同セグメントにおけるユニークな装備、デザイン、優れた品質、ハンドリング、パフォーマンス、効率性、機能性のいずれにおいても完成の域に達している。

● カー・デザインにおける革新性:独立したスライディング・ルーフ機能を持ったソフトトップを備えた2ドア・ボディは、独自性があり、比類ないプロポーションと滑らかに流れる水平ラインによって個性的なスタイルを確立。ブランド特有のデザイン手法による特徴的なデザインとプロポーションによって、このニュー・モデルがMINIプロダクト・ファミリーの、生粋の、成熟した一台であることを明確に主張する。

● 洗練された都会的な外観が伸びやかなシルエットを際立たせ、フロントからでもリアからでも、見る者にこのクルマの存在感を発信する。外から見えないように隠されたロールオーバー・バーによって、精巧かつ美しい造形、ロードスターを思わせるスタイル、低いルーフ・ラインを実現。フロントおよびリアのライト・デザインは、現行MINIモデルと同様。ラゲッジ・コンパートメント・リッド用の4ピボット・ジョイントはボディ内部に組み込まれ、調和の取れた滑らかな外観を形作り、リア・エンドのワイドさをさらに強調する。

● スライディング・ルーフ機能付きの電子制御油圧式ルーフを標準装備。時速30 km/h以下で走行中にソフト・トップを開閉できる機能をオプション設定した。ルーフを開けて走行していた時間を測定するオールウェイズ・オープン・タイマーをオプション装備品に設定。ボディ・カラー、ルーフ・カラー、ホイール、シートおよびインテリア・トリムの種類をさらに充実させ、カスタマイズの選択肢を拡大。モデル特有のオプション装備品および特別装備品を用意している。

● 横転する恐れがあることを検知すると、セントラル・セーフティ・エレクトロニクスによって作動する新開発の電子制御機械式ロールオーバー・バーをリア・シート後方に装備。革新的で、他に類を見ないシングル・ピース・セーフティ・バーは、後方の視界を最適化し、側方視界を向上。さらなるメリットとして、ラゲッジ・コンパートメントとパッセンジャー・コンパートメントの間に、非常に大容量のスルー・ローディング機能(オプション)を組み込みことが可能。

● フレキシブル・ストレージ・コンセプトによる突出した機能性を実現。ラゲッジ・コンパートメント開口部をさらに拡大したイージー・ロード・システムのほか、必要に応じてバックレストをたたんだり、特定の位置に固定したりすることができる分割可倒式シート、2箇所で固定可能な旋回式リア・シェルフを装備。ラゲッジ・コンパートメント容量は、ルーフ・オープン時が125L(先代モデル比較+5L)、ルーフ・クローズ時にも170L(先代モデル比較+5L)を確保し、さらに後席のバックレストをたたんだ状態では660L(先代モデル比較+55L)に増大した。

● ツインスクロール・ターボチャージャーまたは無段階可変バルブ・マネジメント・システムを採用した新世代の4気筒ガソリン・エンジンを搭載。排気量は1,598 ccで、最高出力は、MINI Cooper Convertibleが88kW(120ps)、MINI Cooper S Convertibleが128kW(175ps)を発生する。どちらのエンジン・バリエーションにも、燃費および排ガス値の両方を最適化する広範な技術として、オートマチック・スタート/ストップ機能、ブレーキ・エネルギー回生システム、ギヤ・シフト・ポイント・インジケーターを装備した。

● 前輪駆動のMINIコンバーチブルに合わせて特別に開発された、洗練されたサスペンション・テクノロジーによるブランド特有のゴーカート・フィーリングを実現。エレクトリック・パワー・ステアリング(EPS)を標準装備。アンチ・ロック・ブレーキ(ABS)式ブレーキ・システム、エレクトロニック・ブレーキ・フォース・ディストリビューション(EBD)、コーナリング・ブレーキ・コントロール(CBC)およびブレーキ・アシスタント、坂道発進アシスタントが標準で組み込まれたダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)を装備。電子制御式リミテッド・スリップ・ディファレンシャル機能を含むダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)はオプション設定される。

● 新設計のフロア・パネル、Aピラー、サイド・シルによって衝突特性を最適化したボディ構造により、コンバーチブルとして適切な補強を実施。車両重量を先代モデルよりも10 kg軽量化しながらもボディ剛性は向上している。全席に3点式ELRシートベルトを装備し、前席にはベルト・ラッチ・テンショナーおよびベルト・フォース・リミッターを装備。フロント・エアバッグ、フロント・シート・バックレスト側面に内蔵されているヘッド/胸部エアバッグ、ロールオーバー・セーフティ・システム用ロールオーバー・センサーを装備。エアバッグおよびベルト・ラッチ・テンショナーの機能を最適化。ランフラット・タイヤおよびタイヤ圧低下インジケーターを標準装備している。

● エンジン・バリエーション:
MINI Cooper S Convertible:
ツインスクロール・ターボチャージャーおよびダイレクト・インジェクションを採用した4気筒ガソリン・エンジン。
排気量:1,598cc、最高出力:128kW(175ps)/5,500rpm。
最大トルク:240Nm/1,600-5,000rpm(オーバーブースト時260Nm)。
0–100 km/h加速性能:7.4秒、最高速度:222km/h。
EU基準による平均燃料消費量:
100 km 走行あたり6.4L、CO2排出量:153g/km。

● MINI Cooper Convertible:
BMWグループのバルブトロニック・テクノロジーに基づく無段階可変バルブ・マネジメント・システムを採用した4気筒ガソリン・エンジン。
排気量:1,598cc、最高出力:88kW(120ps)/6,000rpm。
最大トルク:160Nm/4,250rpm。
0–100 km/h加速性能:9.8秒、最高速度:198km/h。
EU基準による平均燃料消費量:
100 km 走行あたり5.7L、CO2排気量:137g/km。

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