2007/7/20 20:28
サーブ、環境に優しい「フレキシ・フューエル車」の販売台数でトップに
サーブは、環境に配慮した「フレキシ・フューエル車」の販売台数でサーブ車がトップに出たと発表した。
環境に優しい、サーブのバイオパワーモデルの好調な売れ行きを示す今回の結果。サーブは現在、スウェーデン国内のみならず欧州市場においても、バイオエタノール燃料(E85)で駆動する「フレキシ・フューエル車」を製造するリーディング・カンパニーとしての地位を確立している。
今年の1月から5月までの5ヶ月間で、スウェーデン国内におけるサーブの9-3および9-5バイオパワーモデルの販売台数は、約6,800台に達した。9-3バイオパワーは、今春の発売から一貫して国内の販売台数トップを維持し、環境に優しい自動車セグメントにおいて、サーブ車が38%のシェアを占めている。
サーブは、燃料としてのバイオエタノール(E85)の可能性を全面的に引き出し、活用するという点において、業界のテクニカルリーダー的な地位を着実に築いてきた。こうして培われた深い専門知識が、ターボチャージャーの開発に活かされ、さらには、パフォーマンスの一層の向上や化石燃料から排出されるCO2の大幅な削減を実現させてきた。
サーブは今後も、研究・開発に取り組み、昨年のストックホルム・モーターショーで初公開された「サーブ・バイオパワー・ハイブリッド・コンセプト」のような、高性能と低燃費を両立させた新製品やソリューションを提供していく予定としている。