2007/5/7 16:48
ミシュラン、SUV用サマータイヤ「LATITUDE Tour HP」を発売
日本ミシュランタイヤは、SUV用タイヤブランド「LATITUDE」を新たにシリーズ化し、そのサマータイヤ第一弾製品として、次世代コンフォートSUVタイヤ「LATITUDE Tour HP」を2007年6月1日より順次発売する。発売サイズは205/70 R15 96Hから315/35 R20 106Wまでの計33サイズで、価格はオープン価格となる。
「LATITUDE」は、ミシュランのSUV用タイヤブランドである「4×4」(フォーバイフォー)に代わる新ブランド名で、LATITUDE=地球の緯度 から発想されるように、全方位・様々なロケーションに対応するアクティブなSUVユーザー向けタイヤ。今回発売する「LATITUDE Tour HP」はその第一弾にふさわしい、優れた快適性と確かな安定感を追求したSUV専用に開発されたタイヤである。
■製品特徴
(1) サイプ −ミシュラン独自のスタビリグリップ・サイプで、剛性を強化
ウェット路面における強力なグリップ性能と、ドライ走行時のパワフルで安定感のある走行性能。この相反する性能を両立するためにスタビリグリップ・サイプを採用。通常、ウェットのグリップを確保するためにサイプを多く刻むとブロック剛性が低下し、ドライ走行時の安定感を損なう恐れがある。スタビリグリップ・サイプはサイプの内部に突起を形成することにより、ブロック同士が互いを支えあい剛性を強化。加速・減速時などに起こりがちなブロックの倒れ込みを防止して、接地面の安定化を図ることにより、偏摩耗を抑制するほか、しっかりと路面を捉える安全かつ快適な走りを提供する。
(2) コンパウンド −さまざまな路面コンディションに対応する独自のテレーン プルーフ コンパウンド
様々な路面コンディションに対応できるSUV用タイヤであるために、シリカをベースとしたテレーンプルーフコンパウンドを採用。オンロードでの走行を考慮し、優れたグリップ力と耐摩耗性を確保。一方、万が一オフロードへ進入した時のトレッドの耐久性も兼備している。
(3) 構造 − 剛性の高いトレッドパターンと組み合わせた柔軟な構造を採用し、高い快適性とロングライフに貢献 剛性の高いトレッドパターンとの適正を考慮し、柔軟なタイヤ構造を採用。接地面積を大きく確保することで、走りの安定感を高めるとともに、接地面圧の分布を均等化することで偏摩耗の抑制を図った。ロングライフ設計でありながら、高性能SUVならではの快適でしなやかな走りを楽しめるタイヤに仕上げている。