2006/2/24 18:06
シトロエン、新型シトロエン C3 と C2 を発売
シトロエンは、「シトロエン C3」の内外装がリニューアルされたフェイスリフトモデルを3月1日から発売する。また、「シトロエン C3」のフェイスリフトにあわせて、内装のみが変更された新型「シトロエン C2」も同時に発売する。さらに、「シトロエン C2」1.6Lモデルのエンジン、シャーシなどをスポーツ走行用にアレンジした新型「シトロエン C2 VTS」も追加され、あわせて3月1日より発売される。
・シトロエン C3
今回のフェイスリフトモデルにあわせて、新エンジンの導入、ラインナップの変更が行われる。
1.4Lモデルでは、従来の4速ATをセミオートマチック5速センソドライブに変更するとともに、エンジンを従来のSOHC(75馬力)からDOHC16バルブエンジン(90馬力)にアップグレード。1.6Lモデルでは、トランスミッションがセンソドライブから4速ATに変更となる。
ラインナップは、1.4Lモデルはノーマルのみの設定。1.6Lモデルは、トリムレベルを従来のエクスクルーシブ仕様に加えて、廉価なノーマル仕様を追加。1.4および1.6モデルをあわせて、計3モデルのラインナップとした。尚、大型のガラスサンルーフ(スカイルーフ)は全モデルにオプション設定され、レザーシートは1.6エクスクルーシブのみにオプション設定される。
特徴は、曲線を多用した個性的でエレガントなボディライン。今回のフェイスリフトでは、フロントエンド(シトロエンエンブレムの“ダブルシェブロン”を大型化、フロントグリル、バンパー、バンパー下の形状変更など)とリアテールレンズのコンビネーション(中央部にクリスタルカラーを配色)に若干の変更を加えている。一方、インテリアは大幅に変更。ダッシュボード、シート、ドアトリムのカラーは黒を基調とし、センターコンソール部にはクローム調のモールを施した。クラスターメーター、オンボードコンピューターの表示部分のデザインも変更し、より高い視認性を実現。1.4Lモデルに搭載されるセミオートマチック「センソドライブ」のパドルシフトレバー(ハンドルの背後にセット)も、シルバーと黒のコンビネーションとし、フロアのシフトレバーは、AT車のシーケンシャルシフトレバーと同様のレイアウトに変更。クロームの品質感とともに、操作性が向上している。
・シトロエン C2
今回、外観上は変更ないが、ダッシュボードのデザインがC3と同様に変更された。また、1.6L DOHCエンジンに可変バルブタイミングシステムを採用し、従来の110馬力から125馬力にアップグレードした新型エンジンを搭載する「シトロエンC2 VTS」が追加される。トランスミッションは5速MTのみで、シャーシも特別に強化されている。さらに、特製のアルミペダル、アロイホイール、クローム製テールパイプなどを施し、スポーツマインド溢れる設計となっている。