2006/1/11 22:24
フェラーリ、新12気筒モデル「フェラーリ599」を発表
フェラーリは、V12エンジンを搭載する「フェラーリ599」を市場に導入することを発表した。
1月9日、デトロイト・モーターショーで発表された新型モデル「フェラーリ599」は、フェラーリの持つ最新鋭技術を結集したフロントエンジンの2シーター・クーペ。この新型モデルはフェラーリのシンボル、すなわちV12ベルリネッタとして、「250GT」、「275GTB」そして「365GTB4」などの往年のモデルに体現された、フェラーリの不変のテーマを具現化するものとなる。
「フェラーリ599」には、最新鋭技術として試行錯誤を重ね完成されたオール・アルミニウムのボディーとシャシーを採用。総排気量は5,999cc、V12エンジン(「エンツォ・フェラーリ」搭載エンジンと同等)の搭載により、最高出力620ps/7,600rpmとクラス最高レベルのパワーを誇り、パワーウェイトレシオは2.6kg/psを達成。ピニンファリーナ独特のデザインにより、最新鋭のエアロダイナミック解析結果を十分織り込んだ、アグレッシブでありながらエレガントなラインを造形し、これ以上は望めないレベルの走行性能を実現したとしている。
なお「フェラーリ599」は、2月28日、ジュネーブモーターショーで公開予定となっている。