MOTAトップ ニュース/記事 特集 東京モーターショー2017 美人秘書"エレーヌ"さんが初来日!自動運転レベル3の新型A8も見逃すな!【東京モーターショー2017】

モーターショー 2017/11/2 13:56

美人秘書"エレーヌ"さんが初来日!自動運転レベル3の新型A8も見逃すな!【東京モーターショー2017】

関連: アウディ Text: オートックワン 編集部 Photo: 和田清志
アウディ 新型A8
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自動運転に力を入れているアウディのコンセプトカー市販車をみる

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10月25日から開幕した東京モーターショー2017のアウディブースの展示車両をまとめて紹介する。

新型A8

新型A8はアウディのフラッグシップラグジュアリーサルーン。市販モデルとして世界で初めての高度な自動運転システムが設定され早くも話題を呼んでいる。2018年以降段階的に、パーキングパイロット、ガレージパイロット、トラフィックジャムパイロットといった先進的自動/自律運転機能を新型A8に導入していく予定である。

自動運転レベル3に相当するAudi AIトラフィックジャムパイロットは高速道路を60km/h以下で走行しているとき、AIボタンを押すことで発進、加速、ステアリング、ブレーキ操作を自動でクルマが行う。

ドライバーはステアリングホイールから手を放したままでも大丈夫で、国の法律で許されていれば、車載のテレビを視聴するなど、運転以外の行為を行うことも可能である。

システムが機能の限界に達した場合には、すぐさまドライバーに運転操作に戻るよう通知される。自動運転中は常時、セントラルドライバーアシスタンスコントローラー(zFAS)が、様々なセンサーからのデータを照らし合わせることで、クルマの周辺の状況を導き出している。

レーダーセンサー、フロントカメラ、超音波センサーに加えて、今回自動車分野では初めて、レーザースキャナーも採用されている。

RS4 アヴァント

アウディ RS4 アバント

新型RS4 アバントは、A4 アバントのスポーツモデルであり、運動性能と実用性をきわめて高いレベルで両立させたオールラウンドな高性能モデルである。2つのターボチャージャーを装着し331kW(450PS)/600Nmの強力なパワー/トルクを発揮する2.9リッターV6 TFSIバイターボエンジンが搭載している。

また、フルタイム4WDのquattroドライブを採用し、100km/h加速を4.1秒で完了し、最高速度は280kmである。

さらに精悍さを増したエクステリア、インテリアには、特別な意匠を各所にちりばめることでエクスクルーシブ感を演出している。

初来日!ミライの美人秘書”エレーヌ”とは

アウディ エレーヌ

エレーヌは、2017年9月のフランクフルトモーターショー世界初公開された電気自動車SUVクーペであり、上海で発表されたコンセプトカー「e-トロン スポーツバック」と、ボディライン、電気駆動システム、エクステリアライトを共有している。

エレーヌには、数年後の市販モデルに適応予定のアウディAI機能が搭載されており、センサーや、周囲の環境を処理するzFASコントローラー(セントラルドライバーアシスタンス)というコンピューターの性能向上により、自動運転レベル4を実現している。

高速道路において、新型A8に搭載され時速60kmまで対応しているトラフィックジャムパイロット機能を拡張し、時速130kmまでの車線変更を含めた自動運転を可能としている。

アウディ エレーヌ

エレーヌが、美人秘書である所以は、人工知能を利用したPIA(パーソナル・インテリジェント・アシスタント)にある。

これにより、ドライバーは快適な環境で可能な限り運転操作をせずAIが自律的に交通状況、ドライバー個々のデータ、ネットデータと照合し運転操作を行うことを可能とする。

エレーヌは、ドライバーが車に乗り込んだ時より、降りるときの方がリラックスしていることを狙いとしている。具体的にはAIがドライバーの行動パターンを学習することにより好みの音楽の選択、エアコンの調整、駐車スペースの提案などをドライバーの好みに合わせて提供する。また、ドライバーのストレスに反応しシートマッサージ機能、空調機能、ディスプレイを使った呼吸法のガイダンス、照明によるムード演出によりストレス軽減をはかることも出来る。

PIAのデータは閲覧、変更、削除することができ、更に車を乗りかえればPIAデータを引き継ぐことも可能である。

また、ボディの前後にLEDユニットで周囲と様々なコミュニケーションができ、アニメーション機能のあるLEDフィールドを使うことで、乗降時に乗員それぞれに挨拶のサインを行う事もする。

クルマが乗降時に自分にだけ親密なサインを行ってくれれば、愛しいクルマになることは間違いない。

更に、エレーヌは、ここまで至りつくせりでありながら、給油、洗車、駐車といったドライバーに負担をかける作業さえもクルマとインフラがつながっているアウディAIゾーンと呼ばれる場所であれば、ドライバーなしで自律的に行うことが出来てしまう。

AIゾーンの入口でドライバーがおり、用事を済ませて集合時間にまた入口に戻ると、給油や洗車を終えたエレーヌが迎えに来る。

いつもきれいなところだけ見せてくれる。そんなエレーヌは、まさに理想の美人秘書だ。

[アウディ エレーヌ概要]

全長:4.9m

全幅:1.98m

全高:1.53m

ホイールベース:2.93m

出力:320kW(ブーストモードでは370kWを発揮)

0ー100km/h加速:4.5秒

バッテリーエネルギー容量:95kWh

航続可能距離:500km以上

ホイール:大径23インチホイール

充電方法:150kWの高速充電もしくはアウディワイヤレスチャージングシステムによる非接触充電

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