スズキ アルト レビュー・口コミ評価
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- 総合評価が高い順
- 総合評価が低い順
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- リーズナブルな庶民派
- ジャミラ
- 投稿日 2022年10月21日
2021年式モデル グレード:660 ハイブリッド X 4WD -
総評良かった点
新しいアルトのエクステリアは先代の割と男子ウケする外観に比べると女子ウケよりに変わった感じがします。先代の割とスクエアな形状からボリューム感のあるエクステリアへと刷新されています。ヘッドランプやテールランプを含めて全体的に丸みのある、温かな印象です。血の通った生命的な印象が良いです。軽自動車はサイズな制約で、丸みを付けるのが難しいですが、その中で外観のボリューム感をうまく表現しています。これをベースにターボモデルのワークスが出るのが楽しみになります。
気になった点アルトの最小回転半径は先代が4.2メートルでしたが、今回のモデルは4.4メートルと拡大しています。小回り性能は軽自動車の美点なので、出来れば先代レベルをキープして欲しかったです。今回のモデルはタイヤサイズが13インチから1インチ大きな14インチへと変更している為です。操縦安定性のレベルアップを狙ってのことですが、少し惜しい気がします。またリアシートの足元空間は、広さは満足ですが、座り心地はイマイチです。最上級グレードでもアームレスト無しは悲しいです。
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17人
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- エントリークラス完成系
- まさじ
- 投稿日 2022年5月29日
2021年式モデル グレード:- -
総評
9代目となるアルトです。約5年毎にキッチリとフルモデルチェンジしています。初代は、手軽な価格で移動の自由や業務用車両として大活躍しました。その役割は長きに渡り継続されました。本9代目も基本路線は踏襲しています。軽自動車のエントリークラスです。エントリークラスの車は重要です。その国の工業力を如実に示すからです。それと同時にセンスも問われます。実感として、アルトもついにここまで来たがと思わせる出来です。内外装のデザインも軽自動車規格と感じさせない計算された意匠です。限られた寸法なのに、写真で確認するだけだと5ナンバーの普通自動車に見えます。ふくよかない面構成で、ハリのある造形で質感高い外観は、日本の工業製品の実力を世界に知らしめています。シャーシやエンジン等の基本コンポーネントは踏襲されていますが、各部に改良が加えられ進化しています。進化が目覚ましのが安全装備です。ステレオ方式の光学カメラ装備で、歩行者の検知精度が格段に向上しています。開発メーカーは、アイサイトで定評のある日立です。日本製なら安心です。
良かった点先代のアルトも良かったのですが、デザイン的には軽自動車の域を出る事が出来てきませんでした。簡単に言うと車が小さく見えるのです。軽自動車規格なので決められた寸法が当然存在します。その中でも車を大きく見せる工夫が幾つもあります。一つは、ベルトラインを上げる事。本アルトはベルトライン高めです。もう一つは、フロントとリアガラスの角度です。結構ガラスを立たせています。最後の一つが、バンパーコーナー部の使い方です。バンパーコーナー部分を軽自動車規格の最大寸法に近づけてる事で、車が大きく見えます。以上の基本的な構成を守る事で、軽自動車でも大きく見えるのです。販売的に成功している軽自動車は、この基本を守っている場合が殆どです。そこからスタートしないとエクステリアデザイン的にマイナススタートラインに立つ事となります。
気になった点アルトの気になる点は、アルトワークスが廃止された事です。でもそんなには心配していません。スズキさんのことなので後で追加の可能性が十分に残されているからです。しかし、エントリークラスとはいえ、ナビ画面が7インチは寂し過ぎます。情報量のスムーズな提供の為にもせめて8インチを準備して欲しいです。アルトは基本性能に優れます。乗り心地も静粛性もラゲッジの使い勝手から、実用燃費も軽自動車として高次元で纏められ、不満の出る部分は極めて少ないです。今回弱点であったエクステリアデザインのレベルアップで、なんでしたら世界市場に出ても勝負出来る素養を持っています。もちろん、エンジンは1.0リッターにする等の改良は必要ですが。それ程今回のアルトは、軽自動車エントリークラスとして完成された製品だと思います。
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43人
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- 可愛い軽自動車
- B2ユニット
- 投稿日 2022年3月15日
2021年式モデル グレード:660 ハイブリッド X 4WD -
総評
昨年末に新型に切り替わったアルトは従来型に増して日常の使い勝手を優先したデザインになったと思います。先ずは40mm高くなった全高です。先代は引くくスリークな印象のデザインでしたが、新型はふっくらとした物で女性が好みそうなデザインだと感じました。試乗車はルーフもホワイトに塗り分けられていて柔らかな雰囲気です。またAピラーがハスラーのように立ったデザインになり、乗降性も楽になり、また室内の雰囲気もフロントスクリーンが顔に迫らないリラックスした空間と感じました。室内高も高く、先代に比べてかなりゆったりとした空間になっています。
良かった点新しいアルトの良いところは燃費性能です。エネチャージをより進化させたマイルドハイブリッドになり、カタログ燃費も凄く良いです。試乗中も軽く20km/Lを超えていたので、実用燃費もかなり期待できる仕上がりです。気を使わない試乗の運転方法でこの値なので、誰でも気軽に良いアベレージが出そうです。またリアドアの開口部が変わり、全高も高くなったお陰でリアシートの乗り降りが楽になりました。リアシートは足元、膝下に余裕がありフル4シーターとして使える広さがあります。トランクルームもリーズナブルな容積を備えていました。
気になった点インテリアも新しくなりましまが、インパネはデザインも野暮ったく質感も平凡です。可愛らしい外観に似合わないビジネスライクなデザイン、色目はガッカリします。またリアシートは座面の長さが不足して、落ち着かない座り心地です。アームレストが無いのもマイナスポイントです。走りに関しては14インチのタイヤでしっかりとした乗り味です。しかし段差には弱く足回りがバタつく印象です。エンジンも低速トルクが弱く出足からのスピードに乗るまでが焦ったく感じる場面があります。アルトワークスも今回は無いのでしょうか。残念です。
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73人
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- 今回はターボなし?
- つみれ
- 投稿日 2022年3月14日
2021年式モデル グレード:660 ハイブリッド X -
総評
デザインは先代とは打って変わって丸っこいデザインを採用。全高も高められいて、先代に比べて居住性の高さを一目でイメージさせるデザインになりました。具体的には全高は先代型よりも50mm高い1525mmになり、室内高も45mm増加。先代に比べて頭上の余裕はかなり大きくなりました。フロントマスクではLEDヘッドランプを採用。メッキフロントバンパーガーニッシュを合わせて新しいアルトの顔を作っています。ホイールは先代の同じ様なグレードでは13インチでしたが、今回は14インチアルミホイールを採用。しっかり感が乗り味にも見た目にも増した印象です。立ち気味のAピラーにホワイトのルーフを見るとハスラーを見習ったデザイン要素も見えてきます。
良かった点また先代より戦闘力が上がったのはインテリアの質感です。とくにインパネには力が入っていて助手席に装着された助手席エアバッグのカバーは、見た目は完全にソフトパッドのように見えます。触るとハードプラスチッなんですが、見た目品質は格段に上がりました。メーターやスイッチ類の視認性や操作性もいいです。後席の居住空間も気を使っていて、膝先空間も先代型と同様にゆったりしています。空間効率が優れているので、アルトの後席も、前後方向の足元空間についてはコンパクトカーと大差ない仕上がりになっています。運転席もファブリックのシート生地はお洒落なデニム風。この生地は柔軟で伸縮性も優れているから体にフィットします。シートの形も良く、背もたれは腰を包む形状で、座ると着座姿勢が安定します。
気になった点気になる点は静粛性です。今回はターボモデルが無いので、スタート時にエンジン回転が上がりやすく、割と耳障りな音が侵入しがちでした。NAエンジンは低速域のトルクが細めの高回転型のため、ゼロスタートから30km/h位までの発進加速がやや不満です。そこからの伸びは、車両重量が710kgと軽めなため、NAエンジン車としては余裕を感じます。走行安定性の部分では、ロールが大きめです。スタビライザーが省かれているのが、原因と思われるので、唐突な挙動変化を抑制する為に走りの部分でコストカットは良くないです。
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65人
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- ターボのリリース期待
- フェイスノース
- 投稿日 2022年3月13日
2021年式モデル グレード:660 ハイブリッド X -
総評
21年末にフルモデルチェンジを行い内外装を一新しました。正直まだ殆ど見かけないですが、新型は割と筋肉質な面構成のムッチリ系デザインと感じました。ドアもショルダーラインに軽自動車にしてはボリュームが有るのでペラペラ感は有りません。先代がスリークなデザインだったので、つまみ上げたようなボンネットの造形やリアスタイルは豊かな面構成になっています。またシートはワンモーションの様なハイバックデザインで凄くお洒落です。インパネも先代に比べて質感を上げていて、樹脂部分は割と満足出来るレベルになっています。
良かった点インテリアは最近流行りのSUVにあやかっていて、フロントスクリーンが立ち気味デザインです。顔からフロントスクリーンまで距離が有るので低全高の軽自動車に在りがちな窮屈感は低減されています。メーターの視認性も良いです。エンジンはマイルドハイブリッドです。ベーシックな軽自動車ですが、カタログ燃費も良いです。無理した燃費スペシャルモデルではなく、普通の人が普通に使ってリーズナブルな燃費を出せるような感じがしました。試乗時も良い燃費が燃費計に出ていました。車重は710kgと軽めなので、ターボ無しでも市街地走行で特に不満はありませんでした。パワステも女性ユーザーを考えて軽めですが、安心感のあるステアリングフィールでした。
気になった点気になる所は、荒れた路面では足回りがバタバタしがちな所です。先代より1インチ大きなタイヤ、14インチになっている影響か、綺麗な道では安定感の光る走りですが、荒れた路面では少し乗り心地に影響します。またリアシートが一体可動式でアームレスト無しは寂しいです。またターボ無しのエンジンの性格が少し高回転指向なので、発進直後の加速力には若干不足を感じます。もう少し低速域からトルクが出る方が街中でも乗り易いと思います。またアルトワークス早く出して欲しいです。
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41人
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- アルトワークスを渇望
- メタメタ
- 投稿日 2022年3月12日
2021年式モデル グレード:660 ハイブリッド X -
総評
先代のアルトは男性好みのスポーティーなデザインでしたが、新型アルトのエクステリアは先代に比べて色んな部分に丸みが有り、ボリューム感のあるエクステリアとなっています。先代より可愛らしさも若干プラスされている感じがします。たとえば、ヘッドランプやテールランプは先代は割と平坦な感じでしたが、新型は立体感ある丸みを随所に使い、重ね合わせたボリューム感があります。軽自動車はボディサイズは高さ以外は動かせないので、エクステリアに変化を加えるのは難しいですが、新型アルトは、なかなか上手い処理をしています。
良かった点インテリアも当然新しくなっていて、新型ではフロントピラーの角度が先代に比べて立っていて、ドライバーズシートに座ると視界が開けていることに気付きます。着座位置の高さも高くなっているようで、ベルトラインの低さも手伝って運転しやすい感じです。インパネのデザインも凝っていて丸を貴重にした多段的な造形になっています。小さな物を置くスペースも有ります。助手席前のインパネは樹脂製なんですが、質感に気を使っていて悪くない見栄えです。エンジンはターボ無しのマイルドハイブリッドで、軽自動車で最良の27.7km/L(2WD)を達成しています。コンパクトカーのハイブリッド車並みの数値を達成しているのは凄いです。
気になった点やはりさみしい点はエンジンが新型アルトではNAエンジンのみと言う所です。先代には、ターボエンジンを搭載したアルトワークスが有りましたが、新型では残念ながら今のところアナウンスが無いです。ターボエンジン搭載モデルは設定されていないのはさみしい限りです。試乗車はハイブリッドXでしたが、スタビライザー無しのためか、足回りは若干固めです。またエンジン回転が上がった時の室内侵入音が大きめなのは気になりました。
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24人
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- 街の風景
- ユッコ
- 投稿日 2021年12月16日
2021年式モデル グレード:- -
総評
アルトは長きに渡って軽自動車のスタンダードとして君臨しています。軽自動車のイニシャルコストとランニングコストの両方でトップランナーを走り続けています。軽自動車は自転車と同じで、気軽に使えるアシなのです。そんな気軽なアシに大金を投じる方は稀です。また、自転車に乗るかの様に使いたいのに、燃費が悪くては遠慮して乗り惜しみしてしまいます。それらを全てクリアにしたのがアルトです。初期のアルトはその辺が行き過ぎの面があり、パワーウィンドウが無しで手動式になったりと、少々チグハグな面もありましたが現代のアルトは、装備と価格のバランスも取れています。新型アルトの最大の武器は、エクステリアデザインの本物感です。街に溢れる自動車は、その国の風景です。。バンコクに行けば派手なデコレや古い日本車ばかりです。日本では軽自動車ばかり。その中に美しい新型アルトが増えれば、日本の風景は一変するでしょう。
良かった点新型アルトは新型ハスラー等とプラットフォームを共用しました。時代の先を見据えた高剛性で軽量なシャーシは、アルトの走りを変えました。フロントはストラット、リアはリジットサスと定番のサスペンションながら、多くの車種と共用した部品はコストダウンと共に、大量生産による利点である良い物を安価を実現しています。サスペンションのロッドの滑らかさ、アブソーバーの精度や減退力に至るまで、ワンクラスアップの品質です。
気になった点アイドリングストップは不要です。目先の燃費アップはユーザーの理に叶っていません。アイドリングストップを使う事により、バッテリーの負荷が重大です。アイドリングストップ車が3年を待たずして、バッテリー交換するのをよく見聞きします。僅かなガソリンを節約する為に、3万円でバッテリー交換していては意味がありません。トヨタさんはその事を理解して、アイドリングストップの設定を新型車より取り止めています。
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17人
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- ハイブリッドの名が泣く
- まさじ
- 投稿日 2021年12月15日
2021年式モデル グレード:660 ハイブリッド X 全方位モニター用カメラパッケージ装着車 -
総評
アルトがフルモデルチェンジしました。先代からの正常進化です。先代モデルは特徴的なヘッドライトベゼル形状で一世を風靡しました。CMキャラクターはベッキーさんでした。時代の移り変わりは早いものです。アルトは新型となってフランス車のようなエクステリアになりました。先代は何方かと言えば、ビジネスライクで割り切り感のあるデザインでした。新型は福よかな面構成でどっしりとした安心感が備わりました。軽自動車のひ弱なイメージを払拭出来て好印象です。イメージは大切です。軽自動車は小さなボディなので、外観の意匠は分厚いとか、硬そうとかそんなデザインが望ましいです。プラットフォームが新しくなりました。スズキお得意のタクトボディで、軽量で有りながら高剛性が自慢です。ビジネスライクなアルトから、世界の何処に出しても胸の張れるエクステリアデザインを手に入れた事は大きな意味があります。もうそこまでEVの波が来てますから。
良かった点全方位モニターカメラパッケージは必ず選択すべきグレードです。ご存知オプションナビに鳥瞰的な真上から見た画像がリアルタイムで表示されます。慣れれば駐車場の停車もカメラだけで可能です。雨が降った時も超便利です。でも付けない方も多いです。10万円以下で、このカメラパッケージが手に入るのは良心的です。ハリアーやアルファードなど抱合せオプションで50万円以上します。スズキはユーザーフレンドリーで助かります。
気になった点ハイブリッド車は名ばかりです。エンジンスターターモーターを発進時に数秒間アシストさせているだけです。モーターは3psほどです。日産が昔に先代セレナでマイルドハイブリッドとして出したシステムです。簡易的なハイブリッドもどきで燃費改善は超限定的です。先程のカメラパッケージとは真逆の装備で、ハイブリッドの名が欲しいが為の販売戦略的スキームです。車に詳しく無い方はハイブリッドと思って買うのでしょう。
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43人
- 最初
- 1
- 最後
アルトは2021年12月にフルモデルチェンジしました。1979年の初代以来9代目になります。長きに渡り軽自動車のメインストリームを歩んで来ましたが、今はハイト系の軽自動車が我が世の春。それでも存在価値を示すべく新しいアルトになりました。グレードラインナップはシンプルです。マイルドハイブリッドもあります。廉価版は94万円からあります。最上級はハイブリッドX4WDの137万円です。ハイト系の軽自動車が普通車が買えるレベルまで上がった中で、やはり低価格。昔ながらの庶民派です。