ホンダ ステップワゴン レビュー・口コミ評価
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- 総合評価が高い順
- 総合評価が低い順
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- 走りは快適
- ノース
- 投稿日 2023年2月26日
2005年式モデル グレード:2.0 G LSパッケージ -
総評良かった点
やはり、今もミニバン開発には大切な要素として低床低重心なパッケージからくる基本性能の高さが現在でも味わえます。ハンドリングは現代のミニバンと変わらないと言うのが、正直な印象です。違いは4ATの感触ですが、これも正直、トルコン式ATの方が人間の感性にあっていて、ルーズな部分がCVTより明らかに少ないので、良いと感じました。変速ショックも殆ど感じないので、CVTには燃費性能では負けるかも知れませんが、レスポンスは明らかにトルコン式4ATが勝っていると思います。
気になった点スポーティーですが、今見ても?マークがでるエクステリアデザインです。室内空間を優先するミニバンで変にエモーショナルなデザインを追求すると中途半端に終わります。販売台数での結果は明らかで、当時もNISSANセレナやTOYOTAヴォクシー&ノアに販売台数で負けています。デザイン的には尖らせたフロントマスクやウェッジシェイプを強調したサイドビューも上手く行ったとは言えないデザインです。この反省からか、次のモデルはボクシーなデザインに戻りました。
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6人
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- 低床低重心パッケージ
- B2ユニット
- 投稿日 2023年2月25日
2005年式モデル グレード:2.4 スパーダ 24SZ -
総評
低床低重心パッケージの先駆けミニバンのスポーティなエアロ仕様がスパーダです。このモデル追加を気に2.4Lエンジンの搭載車はスパーダだけに絞ったと記憶しています。やはり市場はミニバンのエアロ化が爆発的に売れ出した頃で、スパーダを中心にしたラインナップに変更してきました。この流れは今も続いています。スパーダでは足回りにも専用のチューニングが施されています。またこのモデルから2列目に独立型のキャプテンシートを採用した7人乗りが出てきました。これも今のミニバンの流れと同じです。
良かった点このモデルは歴代ステップワゴンの中でも1番スポーティーな外観をしていると思います。そもそもステップワゴンは独自の低床プラットホームをベースにした低全高のパッケージングが特徴なので、ミニバンの中ではスポーティなイメージがあります。またこのスパーダから、全車に16インチタイヤ&専用アルミホイールが装着されており、サイドビューを引き締まっています。もうこの頃には今のミニバンに必要な装備が備えられていて子ナンバークラスのミニバンでも快適性や見た目のスポーティーさがかなり重要視されているのが分かります。
気になった点サードシートもまずまずのスペースを確保している。ただし視界の広さがあまり感じられないのが残念です。このステップワゴンは窓ガラスのデザインが斜めになっているため、後方に行くに従い面積が小さくなります。これではサードシートでは広さ感がイマイチの印象になります。またライバルに比べて、サードシートの収納に力が必要です。これは力の弱い女性には、無理ではないでしょうか。男性でも少し身構えるような労働になってしまっています。小さな欠点ですが指摘しておきます。
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5人
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- フローリング車
- ブリキの太鼓
- 投稿日 2023年2月25日
2005年式モデル グレード:2.4 24Z 4WD -
総評
初代ステップワゴンは、箱型でヴォクシーなスタイルで室内の広さを稼ぎ荷物もたくさん詰めるように考えられたキャンプ基地にもなる新しい考えの車でした。しかしこの3代目ステップワゴンの時代になるとミニバン自体が珍しくなくなり普通のファミリーカーとして認知されてきました。ミニバンですが、今よりもっと快適に過ごしてもらおうと、オプションではありますが、フローリングのフロアだったり天井に光を取り込むサンルーフではない出窓をつけたり実験的なこともされた車です。まさにリビングルームに居るような車です。
良かった点試乗できた車は24Zです。ボディースペックは、4630×1695×1770mmになります。エンジンは2.4リッター直、162ps/5700rpm、22.2kgm/4000rpm、になります。やはり普通の2リッターよりかなりパワフルです。2リッターの排気量を超えたエンジンは1.5トンを超えるボディを思った以上に力強く前に押し出してくれます。またトランスミッションが2.4リッターエンジンにはCVTが付いているのでワイドレシオなお陰で燃費も悪くなさそうです。やはり2列目シートが特等席で柔らかく太陽光が入り床のフローリングを見ていると車の中ではない錯覚に陥ります。
気になった点このステップワゴンは装着タイヤが60扁平になります。2リッターモデルは65扁平になります。その違いのせいか足回りは固めに感じました。このステップワゴンは全高が低く抑えられていて低床低重心なモデルです。ですから乗り心地はすごく良いと思っていました。しかしシブい感じの足回りはドライバーにも後ろに座っている人にもあまり優しい乗り心地ではありません。またサイドに斜めに入れられたキャラクターラインは、明らかな不自然です。
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4人
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- 2.4リッターの余裕
- 幸宏さん
- 投稿日 2023年2月23日
2005年式モデル グレード:2.4 スパーダ 24SZ -
総評
このステップワゴンは歴代のモデルの中でも1番スタイリッシュなモデルですフロントマスクはスラントしたノーズが特徴でステップワゴンの中で唯一、ワンモーションフォルム的な形をしています。試乗できたのはスパーダ24SZです。24=排気量を示しています。ノーマルモデルは直列4気筒似たエンジン搭載ですがスパーダは排気量が大きなモデルです。エンジンは2.4L直4DOHCi-VTECです。最高出力:170ps/6,000rpm最大トルク:22.2kg・m/4,100rpmでした。丸いフロントマスクのせいかコンパクトに見えるミニバンです。
良かった点排気量に余裕があるのでエンジンは低速域から常用域までトルクフルです。やはり本田はエンジン屋と言うことを実感します。また搭載されているトランスミッションが良いです標準モデルの4足ATから高々、1速増えただけと思うかもしれませんが、この1速がすごく重要です。もともと厚みのある2.4Lのトルクですから、5AT関しても1速を極端にローギヤする必要もありません。するとワイドレシオにに高速燃費まで追求したトランスミッションが作れます。アクセルを踏み込んだときのキックダウンの反応も良いです。
気になった点調子に乗って元気に走りすぎると思わぬ燃費で、びっくりしてしまうかもしれません。
やはり拡大された排気量はパワフルにはなりますが、燃費が良くなるわけではありません。またスラットしたボンネットはドライバーズシートから全く見えません。これはデザイン上、仕方ありませんが、車両の見切りは良いとは言えないでしょう。また今回のこのモデルはサードシートがあまり居心地良くありません。なぜなら全体的に窓ガラスが小さめでサードシートも少し体育座り的な感じになり長時間座りたくないと思ってしまいました。 -
4人
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- 尖ってます
- すみれちゃん
- 投稿日 2023年2月23日
2005年式モデル グレード:2.0 G 4WD -
総評
君子豹変したのが、今回試乗した3代目ステップワゴンです。3代目は寝かされたウインドウスクリーンに繋がるボンネット、鋭いヘッドライトなど、今までのステップワゴンとは全然違います。質実剛健なスタイルからエーモーショナルなデザインに変貌しました。
エアロテイストを取り入れた箱型フォルムに大変貌したステップワゴンは今見ても他に似たミニバンは無いと思います。2リッターエンジンと4ATは変わり無いですが、そこはHONDAきっちりと改良されています。良かった点やはり走りは良いです。特に挙動が良いです。やはり低床フラットフロアが最大のキモです。今までより約6センチも床を下げた事により、全高を低くスポーティにし、重心を下げて運動性能を上げ、乗り降りをしやすくするという、良いことずくしです。カーブでの挙動は安定感があり、吸い付くような感覚です。また乗り込む際の高さは今のミニバンの床の高さと比べても負けない位に低いです。またオプションのフローリング柄の床が良いです。こんな床なら今のミニバンでも欲しいです。
気になった点カッコ良くし過ぎた弊害がありました(笑)やはり先代や初代は側面の窓が立っているので、室内が広く感じます。室内高は3代目がありますが、人間が感じる広さ感は先代と初代の勝ちです。数値に惑わされて人間の感覚を無視しています。3代目はサイドの窓も小さく、窓も内側に倒れ込んでいるので、狭く感じます。割と致命的と言えます。また奥様のアンケートで小さく見える方が運転に自信がつく、という安易な答えに流れた結果、荷物室まで小さくなっていまいました。
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4人
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- 斬新なエクステリア
- デリックテクノ
- 投稿日 2023年2月23日
2005年式モデル グレード:2.0 G -
総評
3代目ステップワゴンは異端児かもしれません。それまでのボクシーなミニバンの常識を覆す、ウェッジシェイプに見えるボディデザイン。初代は、高い実用性をそのまま表したカタチがとても新鮮でしたが、この3世代目もインパクトもなかなか凄いです。低いボディと低い床がもたらす室内空間と低重心。太陽光をとる天窓やフローリングフロアはまさにホンダの真骨頂です。今までに無いクルマらしからぬ新鮮な装備をもつステップワゴンは飛び道具の用で正常進化と感じてしまいます。
良かった点新しいプラットフォームのお陰で念願の両側スライドドアもゲットしました。一番凄いのはギリギリまでの低床設計をしたお陰で今までの高い全高が必要無くて、低い全高になったことです。それでいて室内高は今までのモデルより稼いでいます。ホンダが良くやるのは、それまで築き上げてきた自らのアイデンティティを打ち壊すようなこの変貌をやり遂げます。ユーザーが飽きるのと、自分達もブレークスルーしたい気持ちの表れだと理解してしています。今回も重心を下げて走りの基本的な資質を高める事に成功しています。
気になった点少し気になるのはパワー感です。2リッターエンジンは、スムーズですが、ちょっと線が細い感じです。ホンダ車のイメージ通り、回さないと前に進んでくれない。しかしミニバンで回すのは勘弁です。やはり4段ATでは限界が有るのかもしれません。2.4リッター程度の組み合わせが理想かもしれません。またせっかく高い室内なんですが、フロントウィンドウ越しの景色が今ひとつ開けていないこともあって、開放感が今一つです。ウエストラインが全体に高めで窓が小さいのも影響しています。
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3人
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- 案外バランス良いミニバン
- ノース
- 投稿日 2023年2月21日
2001年式モデル グレード:2.4 スパーダ 24T -
総評
偉大な初代からプラットフォームを受け継いでモデルチェンジをしたのが、二代目です。試乗車は途中マイナーチェンジで加わったスパーダです。エアロ仕様になりますが、エンジンも違います。エンジンは2.4リッター直列4気筒です。トランスミッションも普通のステップワゴンは4ATですが、スパーダは5ATと大きく違います。また見た目は当然エアロ仕様で前後に専用バンパー、サイドスカート、リアウイングを備えます。またホイールアーチには追加でカバーが付けられていて、3ナンバーになります。
良かった点やはり2.4リッターエンジンは力強いです。ロングストロークで出足からトルクが豊かです。また5ATが良くて変速ショックもありません。ワイドレンジで燃費にも貢献してくれそうです。車両重量は約1.6トンあるので、やはりノーマルの2リッターでは役不足です。この2.4リッターはこのボディに合っている感じがします。またエアロは大人しめで大人が乗っても恥ずかしくないさり気なさが良いです。マイナーチェンジで4灯ヘッドライトになり、精悍なフロントマスクなりました。
気になった点スパーダはノーマルモデルに対して1インチ大きな16インチタイヤを履いています。その影響か乗り心地は固いです。元気に走る分には良いかもしれませんが、家族を乗せて走る場合は少し固すぎると思います。またエンジンは力強いですが、高回転が苦手で回しても楽しくないユニットです。ロングストロークだから仕方ないのかも知れません。また16インチタイヤのロードノイズが結構大きな音がします。これがもう少し静かになれば良いです。片側スライドドアは古いクルマなので仕方ないです。
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3人
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- パッケージング良し
- ブリキの太鼓
- 投稿日 2023年2月21日
2001年式モデル グレード:2.0 I -
総評
初代の優れたパッケージングを引き継いで、プラットフォームを譲り受けて、二代目ステップワゴンが作られました。今の人が見ると何故スライドドアが片側だけ?と思うかも知れませんが、この時代は片側スライドドアが当たり前でした。しかし二代目は飛び道具を用意していて、電動スライドドアが初めてミニバンに採用されました。ドアハンドルを引くだけで自動に開閉するのを見て、凄いと驚いた記憶があります。時代は20年以上まえですが、今のミニバンと変わらない部分も沢山あります。そこがステップワゴンの凄い部分です。
良かった点やはり、今のミニバンのお手本になっているのはパッケージングです。HONDAのMM思想が入った広い空間が自慢です。室内長な室内高さは今のミニバンと幾分も変わりません。Mクラスミニバンの基本的なパッケージングはもうこの頃には出来上がっていました。ハンドリングも普通のミニバンと言う感じでそんなに昔のクルマとは思えないです。エクステリアも使える空間が大きい事がひと目で分かります。ごちゃごちゃしなくて、シンプル、クリーンなデザインはホッとする安らぎを感じます。
気になった点やはり片側のスライドドアは不便です。ウォークスルーも出来ますが、やはり有った方が便利に決まっています。またこれも昔のクルマならではですが、ロックアンロックをリモコンでするのも邪魔くさいです。また試乗車はハロゲンライトでした。これは暗いです。液晶ランプがない時代ですが、HIDはあった時代です。しかしこの車両には付いていませんでした。もう一点はインテリアのシート柄です、ベージュ基調ですが、モヤモヤした柄が入りセンスのカケラも無いです。
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3人
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- 健全なミニバンです
- メタメタ
- 投稿日 2023年2月21日
2001年式モデル グレード:2.0 K -
総評
もう20年くらい前のモデルになります。HONDAがこのクラスのミニバンで気を吐いていた頃の作品です。車両ら5ナンバーに収まるボディです。試乗したモデルは初期型のKタイプです。初期型は全車5ナンバーで、のちにマイナーチェンジでスパーダの3ナンバーが加わります。健康的なパッケージングです。三角窓は有りませんが、立ち気味のフロントスクリーンで、目一杯室内を広くしているような感じです。窓ガラスがそれぞれ大きくベルトラインは低めで開放感があります。健全な5ナンバーミニバンです。
良かった点ナビ画面が7型とか色々時代的な事は有りますが、走りの実力は有りました。4ATが良いです。当然電子制御でポンポンとシフト操作してくれるのが、気持ち良いです。エンジン回転に合わせた人間の感性に合ったリズムでクルマが前に進みます。ブレーキのタッチもいいです。車両重量より余裕が感じられて、運転していて、安心感があります。またボディがスクエアで見切りが良いです。見晴らしが良い運転席から自信を持って取り回しが出来る感じが良いですね。
気になった点やはり安全装備が時代を感じます。ABSと2個のエアバック位しか有りません。時代ですから仕方ないですが、古いクルマにらある程度リスクがあります。またサードシートが割と貧相です。今のMクラスミニバンはサードシートの乗り心地や、収納まで研究して、良いものに進化していますが、このクルマはまだミニバンが流行り始めて、余り時間が経っていないため、座り心地や収納まで考えられた感じがしません。収納はかなり重たい椅子を持ち上げないとダメです。
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3人
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- 通好み
- デリックテクノ
- 投稿日 2023年2月20日
2001年式モデル グレード:2.0 G HIDエディション -
総評
今更ながらステップワゴンを見るとスタイリングは完成されていると感じます。フロントマスクこそ、今流行りの厳つい感じはないですが、リアビューもサイドビューも全く古さを感じません。またエンジン横置きのFFですが、しっかり4WDも用意されています。それにも関わらず、低床を実現しています。この低床は今のクルマでも負けているクルマもある程です。4ATで自然吸気の2リッターエンジンですが、走らせると不満はありません。先代の鈍重な部分は無くて軽快な走りは味です。
良かった点デザインが素晴らしいです。初代も天井のモールが有りましたが、二代目もそれを活かしたデザインになっています。リアコンビネーションランプはカーブしていてタダの縦長ランプじゃなくてハッとする程良く出来たデザインです。フロントマスクも初代のイメージを残しつつ二代目らしい個性を出しています。ボディをグリルと一周するプレスラインはあまり他の車が採用していないので個性があります。また走りが良いです。VTECらしい伸びのあるパワーフィールは二代目ステップワゴンの武器です。
気になった点木目調パネルの範囲が広いインテリアは違和感有ります。時代と言えばそれまでですが現在のミディアムクラスのミニバンではここまで木目調パネルを使わないです。また今のミニバンに比べて安全装備が少ないのは仕方ないですが、知っておく必要があります。あと気になったのは2列目3列目のエアコンです。夏場はエアコンの冷たい風が出ますが冬はエアコンの送風口から暖房が出ず足元のヒーターのみになります。これは寒い場所で使う場合特に3列目は寒いと思います。
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3人
ステップワゴンはこのモデルから新しいプラットフォームを使用しました。初代の片側スライドドアのモノコックボディとはオサラバして、ミニバンに必要な低床なボディ、低重心なボディを目指して開発されました。エンジンとトランスミッションはキャリオーバーですが、エンジンは先代からI-VTECに変わりMクラスミニバンには十分な2リッターエンジンになりました。トランスミッションは4ATですが、2.4リッターモデルにはCVTを搭載しました。エモーショナルなデザインも特徴です。