2007/7/2 13:56
【F1 第8戦】 スーパーアグリ琢磨は15位
第8戦フランスGPの決勝レースで、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が16位完走。アンソニー・デビッドソンはスタート直後の接触でリタイアを喫した。
■コメント
佐藤琢磨 (16位) 「マシンに問題があったので、グリッドから満足のいくスタートが切れなかった。第1スティントはまあまあだったけれど、最初のピットストップで給油リグにトラブルが発生し、大きくタイムロスしてしまった。最後はレースを完走するために戦い続けたが、スピードが十分ではなかった。僕たちにとっては厳しいレースだったね。来週はいい方向へ状況が変化すればいいと思っているが、これからマシンのパフォーマンス改善に取り組む必要がある」
アンソニー・デビッドソン (リタイア) 「コースがとても滑りやすく、ターン1に突入していくところで、僕の前の集団が早いタイミングで急ブレーキをかけた。ブルツ(ウィリアムズ)がリウッツィのインへと入り、彼が急ブレーキをかけたために、それが大きな連鎖反応を生む原因となった。両方のフロントタイヤがロックして、僕はリウッツィに接触してしまった。彼がスピンしたので、僕は彼のアウト側へと避けた。その後、誰かが彼にヒットしたのだと思う。リウッツィが再び突っ込んできて、僕がスピンすることになった。ピットに戻ることはできたが、マシンのダメージがひどかったためにレースを続けることはできなかった。残念なことだったが、よくあるレースのアクシデントだと思ってあきらめるよ」
鈴木亜久里
SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表 「過酷なレースだった。昨日の予選のタイムは僅差で、我々にとってはいいポジションを獲得するのが難しい状況だった。ほかのチームもかなり進歩しているので、我々もパフォーマンスを改善する必要がある。今日、アンソニーがリタイアしたあと、琢磨の1回目のピットストップでも問題が発生している。今回は最高の週末だったとはいえないね」