2006/5/29 10:51
【F1 第7戦】フェラーリ、M.シューマッハ「5位入賞は嬉しい」
ミハエル・シューマッハ (5位) 「ピットスタートから5位入賞は嬉しい。マシンが軽くなってからのパフォーマンスを考えると昨日のことはとても残念だ。スチュワードの判定はとても厳しく驚いたが、すべての情報を集められなければ正しい判断も困難だと思うので理解は出来る。フェルナンドがどこを走行しているのか無線で情報が入らなかったから分からなかったが、結果的に彼のラップを妨害して申し訳ないと思うが故意ではなかった。チャンピオンシップは7戦目でまだすべき事がたくさんあり、今日の結果を見れば我々がギブアップしていないことを分かってもらえる。」
フェリペ・マッサ (9位) 「早く忘れたい週末になってしまった。十分にポイントを稼げるはずが、あと一歩及ばなかった。スタートでSuper Aguris をパスしたが、ミッドランド2台の接触で遅れてしまった。 常にトラフィックに阻まれ多くの時間をロスしたが、唯一ピットストップ後に最大限プッシュできた。ミハエルは素晴らしい仕事をした。彼は昨日の結果を跳ね除けレースで結果を残した。次のレースに集中する。我々は強いと確信している。」
ロス・ブラウン テクニカル・ディレクター 「レース全体を通しマシンとブリヂストンの性能は素晴らしい、ミハエルはファーステストラップを出した。レース中盤で早めのピットストップに戦略を変更し数台のマシンを追い越すことに成功したが、タイミング悪くセーフティカーが導入されラップを失ってしまった。ミハエル自身は果敢に攻めて最終ステージでは素晴らしい追い上げを見せたが遅すぎた。良い結果を得られたはずなのにそれができずに失望するが、残りのシーズンの決意が強くなり、チーム、ドライバー、マシンとタイヤでライバルとのギャップを残りの11レースで縮めるよう最大限努力する。」
ジャン・トッド チーム監督 「大変失望した。非常に競争力のあるマシンと高性能なブリヂストンタイヤのパッケージでミハエルの5位とフェリペの9位は相応しくない。ミハエルの4ポイントは重要でレースを通じ良いパフォーマンスを発揮し、フェリペはトラフィックに阻まれポイントを逃してしまった。選手権を戦う上で貴重な物を失ったが、我々のモチベーションは非常に高く、残り11ラウンドを可能な限り上手く戦う。」